投稿者: KRT
至福のまころん
第9回新東北みやげコンテスト
授賞式当日レポート
\最優秀賞決定!/
去る11月29日(火)、「第9回 新東北みやげコンテスト」の授賞式が行われました。
このコンテストは、東北の新しいおみやげを発掘し、一般の方とバイヤーに向けてのPRと販路の開拓を支援するもの。回数を重ねるごとにコンテストの知名度も上がり、年々出品数は増加傾向にあります。食品や雑貨などさまざまなジャンルの「おみやげ」の応募総数は236商品にものぼりました。この中から、マーケッターやデザイナーなど専門家による審査を経て57商品が二次審査に進みました。
今年も新型コロナウイルス感染予防策として、3年連続のオンライン展示となった二次審査。2019年までは審査会と授賞式が同日に行われていましたが、今年も審査員が事前にオンラインで事業者のみなさんの動画や資料を閲覧し、気になったものは直接取り寄せて試食もしくは試用するというスタイルで審査を行いました。また、一般バイヤーの方々によるオンライン投票で「お取り寄せ特別賞」が決定しました。
【最優秀賞】
株式会社藤崎、仙台空港株式会社など、バイヤーとして最前線に立つ審査員のみなさんが最も高く評価し、最優秀賞に輝いたのは、岩手缶詰株式会社の「魚介のリゾット缶 3種3缶入り」でした。この商品は、「おみやげと備蓄」を兼ねたもので、受賞の挨拶に立った同社営業部の阿部常之さんは「この商品をおみやげとしてご利用いただき、受け取ってくださった方が備蓄用の食料として活用いただけるものをつくろう、と開発を行いました。(最優秀賞になって)とても光栄です」と、マスク越しながら笑顔で話していました。
そのほかの受賞商品は、以下の通りです。
今後「暮らす仙台」の「銘品ものがたり」の中で、これらの商品の誕生秘話をお届けしますので、そちらもお楽しみに!
【優秀賞】
お米のバウム(庄内産完熟メロン) カムコミュニケーションズ株式会社 │山形県
【デザイン特別賞】
【地域性特別賞】
【アイディア特別賞】
【お取り寄せ特別賞】
やみつきスパイスカレーあられ みやぎのあられ株式会社 │宮城県
染CYCLING CAP(ソメ サイクリング キャップ) 株式会社永勘染工場 │宮城県
天然回帰~Feel Organic~アロマティックバスソルト 株式会社グリーディー │宮城県
「銘品ものがたり」と合わせてお楽しみにお待ちください。
東北の工芸品を集めた
【1日限定!】
ポップアップショップ開催【終了しました】
1 DAY POP UP SHOP
~Tohoku Crafts~
2022年12月4日(日)
1日限定で東北の工芸品を集めた
ポップアップショップが表参道で開催されます!
【出展企業】
◆サムライアロハ
◆弘前こぎん研究所
◆水引Ori-i
◆山口織物鷹山堂
お近くにお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。
お待ちしております!
詳細はコチラ
│開催日時:2022年12月4日(11時~19時)
│開催場所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-7-3 HMビル 1F
│主催会社:株式会社ボーダーライン 株式会社とどく和
よいみせ│株式会社永勘染工場
南染師町にたった1軒残る、染工場
仙台市若林区南染師町(みなみそめしまち)。その文字通り、かつては染師たちが暮らし、染め物をつくっていた町です。
この南染師町にたった1軒、染め物屋として今も商いを続けるのが、「永勘染工場」。創業は明治20年(1887年)。意外なことに、創業当時は現在の芭蕉の辻の近くで商売をしていたそうです。代表取締役の永野仁輝さんは「当時、藤崎さんが呉服商で、その仕事をしていた関係であの場所に暖簾を構えていたそうですが、戦災で焼けてしまったので、南染師町に移動してきたんですよ」と教えてくれました。
「永勘染工場」がつくっているのは、地域のシンボルとなる神社の大幟や幕、祭りを彩る半纏、飲食店の顔となる暖簾といった品々。昔ながらの伝統的な染めの工法である本染めにこだわっています。永野さんは「本染めのよさは生地の中までしっかり浸透することなんです。たとえば、暖簾はお店の外側からも内側からも見られるものですよね。裏側もしっかり染まっているものを暖簾としてかけたい、というお店さんなどからご注文をいただいております」と話します。
永野さんが20代で「永勘染工場」に入ったとき、会社はまだ家族経営。永野さんの入社に合わせ、かつて染めの仕事をしていた職人さんに戻ってきてもらい、永野さんは数をこなし、少しずつの失敗も重ねながら技術力を高めていきました。そのうちに社員を雇い入れるようになり、今では30代の染師が現場で腕を振るっています。
ところで、「永勘染工場」の店頭を訪ねると、有名アウトドアブランドとのコラボレーショで生まれた、なんともスタイリッシュな前掛けに目を奪われます。「OEMという形でもう何年かやらせてもらっています。前掛けは、退職記念や還暦記念などにも人気で、1枚からつくることもできるんです。持ち込みのデザインがあれば、ぜひ持ってきていただいて、対面、メールのやりとりなどでつくっていきます」。
驚くことに、1万円くらいから製作が可能だそうなので、オリジナルのプレゼントを考えている人にはぴったりの選択肢といえるでしょう。永野さんは「当然、数が多ければ1枚あたりの単価は下がります。予算に合わせてできることをご提案していきますので、相談してほしいですね」と。
本染めのサイクリングキャップ、誕生
また、2022年には、日本屈指のブランド木綿である知多木綿を使用し、本染めでデザインを施したサイクリングキャップ「染 CYCLING CAP」をリリース。ロードバイクやマウンテンバイクといった自転車に乗るサイクリストがヘルメットの下にかぶるキャップで、吸水性と通気性に優れたアイテムです。永野さんは「これは、チャレンジ補助金を利用して作りました。手ぬぐいの生地を使って軽くて、持ち運びもいい。染めはうちで、デザインはデザイン事務所に依頼しました。その事務所のデザイナーさんが自転車好きで、私もマウンテンバイクに乗るものですから、『いいね、いいね』と話が進んでいきまして。縫製工場も宮城県内で見つけて、商品化することができました。現在は弊社の店舗のみでの販売ですが、今後は販売先を考えていきます」と。
100年を超える老舗を担っていく永野さんに、今後の目標を聞きました。
「この南染師町で、染物屋として1社だけ残っている意味をしっかり考え、絶やさずに残していきたいですね。そのためには、皆さんに普段から身近に使っていただける製品を作っていくのが、課題かなと思います。今後は、ブラウスとかシャツとか、数が少なくても縫製に対応できるところとかあれば、そういう横展開も面白いかもしれませんね」。
南染師町の染工場は、これからの100年も挑戦し続け、多くのお客さまに笑顔を届けていくことでしょう。
株式会社永勘染工場
所在地:〒984-0814 仙台市若林区南染師町13
営業時間:9:00-17:30
定休日:土・日・祝日
TEL:022-223-7054
URL:https://nagakan.jp/
みさきの一軒家
とまと味噌ギフトボックス
デジタルマーケティングセミナー「写真・動画活用」
参加者募集!【終了しました】
明日からできる!いっぽ踏み込んだ
写真・動画活用セミナー
「デジタルマーケティングセミナー」を開催いたします。

撮影から編集まで一緒に学びましょう!
ネットワークインフラが整備されて、スマートフォンでも写真や動画閲覧が安定してきた昨今、写真・動画の活用は企業にとってかかせないものとなってきました。本セミナーでは写真・動画における概論理解、ワークショップ形式で実際に撮影・編集を行います。明日からできる写真・動画活用セミナーです。
・撮影や編集の基本を学びたい
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日時:2023年1月12日(木)・1月19日(木)・1月26日(木)
14:00~16:00(1/19のみ13:00~17:00)
会場:仙台市中小企業活性化センター セミナールーム(2)B
(仙台市青葉区中央1-3-1 AER6階)
受講料:無料
対象:仙台市内の中小企業者・当事業団の支援事業者
内容:
1/12(木)14:00~16:00
写真活用(撮影・編集)
・撮影から編集までチャレンジ!
動画活用(概論編)
・動画の現状/活用方法・事例の紹介
・知っておくべきリスクについて
1/19(木)13:00~17:00
動画活用(実践編)
【前半】
・テーマに基づいて撮影してみよう!
【後半】
・編集ソフト「フィモーラ」で動画を完成させよう!
1/26(木)14:00~16:00
動画活用(実践・効果編)
・YouTubeチャンネル登録に挑戦!
・YouTubeへ動画をアップロードしてみよう!
・アップロードした動画のアクセスの見方