「仙台パン粉食堂」
株式会社かね久

\ウワサの自販機で買ってみたよ!/

仙台市若林区卸町に本社を構える株式会社かね久。本社前に、ユニークな自動販売機を設置しているのをご存じですか?

その中のひとつが「仙台パン粉食堂」。

1945年に現在の一番町で小麦粉卸売業として創業し、同年からパン粉の製造販売を行っているかね久は、ただならぬパン粉へのこだわりがあるのです。

数十種類の生パン粉と乾燥パン粉を取り扱い、粉砕の粒度や配合バランスにより無限大のアレンジを可能にしています。

飲食店や製造業のお客さま、それぞれのオリジナルの生パン粉の相談にも乗っているのです。



そんなこだわりのパン粉を使用した商品が並ぶのが、「仙台パン粉食堂」の自動販売機。

今回、編集部では「大粒かきフライ」を購入して、調理してみました。


どうですか!このプリっプリの身。

濃厚な宮城県産かきのうま味がギューーーっと濃縮された、高級レストランに勝るとも劣らない逸品。これは食卓で重宝しそうです。

宮城のおいしい食材とかね久のおいしいパン粉が作り出す味をぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

ところで、生パン粉といえば、乾燥パン粉に比べて保存期間が短く「使いきれない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そんな「揚げ物をするまでではないけれど、生パン粉をどうにか使いきりたい」という方に、アレンジレシピをご紹介します。

まずは、「フライドパン粉」。

こちらは、フライパンで生パン粉を乾煎りするだけの簡単アレンジ。これをパスタにかけて食感のアクセントにしたり、サラダにかけてなんちゃってクルトンにするのもおいしいですよ。

そして、「パン粉のパンケーキ」。

こちらは、パン粉に牛乳を合わせてよく混ぜ合わせ、バターを溶かしたフライパンで焼くだけ。

はちみつやメイプルシロップをかければ、朝食にもおやつにもぴったりの一品ができあがりますよ。

ぜひ、お試しあれ!

株式会社かね久

〒984-0015 仙台市若林区卸町2丁目6-4 Kanekyuビル
TEL 022-353-7697 FAX 022-353-7698
URL https://kanekyu-panko.com/

仙台まるごとデザインマーケット
当日レポート

\デザインマーケットに行ってきたよ!/


写真:初日から大勢のお客さまでにぎわっていました

ゴールデンウイーク初日の4月29日(土)と30日(日)の2日間、仙台市青葉区にある国際センター展示場で「仙台まるごとデザインマーケット」が行われました。

地元仙台はもちろん、日本全国からクリエイターが集結し、2日間合計で400ブースほどが出展。デザイン性にあふれた個性的な作品やサービスが提供され、多くのお客さまがクリエイターとの交流やお買い物を楽しんでいました。


写真:itchのブース。インパクト大のハンガーに、多くのお客さまが足を止めていました

出展者のひとりであるitch(イッチ)は、イラスト制作、デザイン、製版、そして一点一点手刷りによるシルクスクリーン印刷を行い制作するハンドメイドブランド。ブースをのぞくと、かわいらしいイラストのTシャツや小物、そしてインパクト大のイラストハンガーが並べられていました。itchのイラストレーターのDEPARTさんは、このイラストハンガーの制作にあたって、仙台市産業振興事業団の「オーエン-仙台市中小企業応援窓口」を利用しました。


写真:パッケージもユニークなイラストハンガーを手にするDEPARTさん

「チャレンジ補助金の応募にあたって、どんなことをしたらいいのか相談しに行ったんです。Tシャツを作ろうと思っていて、それと組み合わせるハンガーがあったらオリジナルでおもしろいかな…と思いまして」と、DEPARTさん。パッケージの見せ方など、専門家のアドバイスも得ることができたそう。ひとつひとつ手作りで制作するハンガーは、女の子、男の子、ねこ、こけしの4種類。DEPARTさんは「今日のコーディネートはこんな感じ、というようにこのハンガーにお洋服をかけて写真を撮ったりして楽しんでもらえたらうれしいですね」と話してくれました。itchのハンガー、そのほかの商品は、minneBASEで購入が可能です。


写真:仙台弁こけしポップアップストア

そのほか、デザインマーケットには、「仙台弁こけしポップアップストア」や「GuuRe.8(グールハッチィ)」も出展しており、多くのお客さまでにぎわっていました。


写真:GuuRe.8(グールハッチィ)

このイベントを主催した株式会社かえるデザイン舎の遠藤祐輔さんは「クリエイターが自分の作品などを発表できるようなイベントが、仙台にはなかったんですね。東京や名古屋ではこの10倍くらいの規模で行われていて、仙台のクリエイターはそこに行かなくてはいけなかった。逆に僕が東京のイベントに出ると、『仙台にもあれば行ってみたい』というようなことを言われることもあって。コロナ禍を経て、やっと実現することができました。クリエイターを目指す若い人たちが、ここ仙台でも発表の場があるということ。そして、一度外に出ても帰ってくる場所があるということを示したかったんですよね」と話してくれました。


写真:かえるデザイン舎の遠藤さん。仙台のクリエイティブを盛り上げるために奔走しています

第2回の開催も2024年4月に開催が決定しているそう。

仙台のクリエイターのみなさん、そしてものづくりをしているアーティストのみなさんはぜひ出展してみては?

そして今年のデザインマーケットを見逃してしまったという方は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!


写真:会場で大人気だった仙台弁こけし



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