仙台まるごとデザインマーケット
当日レポート

2023年5月10日

\デザインマーケットに行ってきたよ!/

写真:初日から大勢のお客さまでにぎわっていました


ゴールデンウイーク初日の4月29日(土)と30日(日)の2日間、仙台市青葉区にある国際センター展示場で「仙台まるごとデザインマーケット」が行われました。
地元仙台はもちろん、日本全国からクリエイターが集結し、2日間合計で400ブースほどが出展。デザイン性にあふれた個性的な作品やサービスが提供され、多くのお客さまがクリエイターとの交流やお買い物を楽しんでいました。


写真:itchのブース。インパクト大のハンガーに、多くのお客さまが足を止めていました

出展者のひとりであるitch(イッチ)は、イラスト制作、デザイン、製版、そして一点一点手刷りによるシルクスクリーン印刷を行い制作するハンドメイドブランド。ブースをのぞくと、かわいらしいイラストのTシャツや小物、そしてインパクト大のイラストハンガーが並べられていました。itchのイラストレーターのDEPARTさんは、このイラストハンガーの制作にあたって、仙台市産業振興事業団の「オーエン-仙台市中小企業応援窓口」を利用しました。


写真:パッケージもユニークなイラストハンガーを手にするDEPARTさん


「チャレンジ補助金の応募にあたって、どんなことをしたらいいのか相談しに行ったんです。Tシャツを作ろうと思っていて、それと組み合わせるハンガーがあったらオリジナルでおもしろいかな…と思いまして」と、DEPARTさん。パッケージの見せ方など、専門家のアドバイスも得ることができたそう。ひとつひとつ手作りで制作するハンガーは、女の子、男の子、ねこ、こけしの4種類。DEPARTさんは「今日のコーディネートはこんな感じ、というようにこのハンガーにお洋服をかけて写真を撮ったりして楽しんでもらえたらうれしいですね」と話してくれました。itchのハンガー、そのほかの商品は、minneBASEで購入が可能です。


写真:仙台弁こけしポップアップストア

そのほか、デザインマーケットには、「仙台弁こけしポップアップストア」や「GuuRe.8(グールハッチィ)」も出展しており、多くのお客さまでにぎわっていました。

写真:GuuRe.8(グールハッチィ)


このイベントを主催した株式会社かえるデザイン舎の遠藤祐輔さんは「クリエイターが自分の作品などを発表できるようなイベントが、仙台にはなかったんですね。東京や名古屋ではこの10倍くらいの規模で行われていて、仙台のクリエイターはそこに行かなくてはいけなかった。逆に僕が東京のイベントに出ると、『仙台にもあれば行ってみたい』というようなことを言われることもあって。コロナ禍を経て、やっと実現することができました。クリエイターを目指す若い人たちが、ここ仙台でも発表の場があるということ。そして、一度外に出ても帰ってくる場所があるということを示したかったんですよね」と話してくれました。


写真:かえるデザイン舎の遠藤さん。仙台のクリエイティブを盛り上げるために奔走しています


第2回の開催も2024年4月に開催が決定しているそう。
仙台のクリエイターのみなさん、そしてものづくりをしているアーティストのみなさんはぜひ出展してみては?
そして今年のデザインマーケットを見逃してしまったという方は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!


写真:会場で大人気だった仙台弁こけし



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