新東北みやげフェア開催中!【終了しました】

\新東北みやげコンテスト販売会やってるよ!/

毎年恒例の「新東北みやげフェア」が、今年も仙台PARCO本館地下1階の「東北スタンダードマーケット」で開催中!
販売されるのは、受賞商品を中心とした17社17種の商品です。


店長の田中ゆう子さんは、「私が注目しているのは、やはり最優秀賞を取った『無添加 浜ののりだれ 食べ比べ3種セット』です。こちらの商品は、当店で 以前から販売させていただいていた『浜ののりだれ』を改良して無添加になったということで、とても楽しみにしています。従来の商品も人気商品で、海苔の香りと味が濃くて本当においしいので、こちらもおすすめです。今回の販売会では従来商品と新商品の両方をお買い求めいただけますので、ちがいを食べ比べてみるのも面白いかもしれませんね。


店長の田中ゆう子さん

この販売会では、食品から雑貨まで幅広く扱っていますので、地元に住んでいらっしゃる方にとっても東北のよいものを知っていただくいい機会になると思います。ぜひお運びください」と話してくれました。

クリスマスにお正月と、人々が行き交うこの季節。大切な人への贈り物、自分へのちょっとしたご褒美に、ぜひ東北のよいものを選んでくださいね。

販売商品の詳細

  • 八戸たけわ食堂 煮魚4種セット
    武輪水産株式会社
  • 秋田白神・くろもじ茶
    アトリエアンダンテ
  • オランダせんべい にぼせん
    酒田米菓株式会社
  • フクシマクラフト クラフトコーラ&フルーツシロップシリーズ
    株式会社ニックファンズ
  • 無添加 浜ののりだれ 食べ比べ3種セット
    合同会社fluir
  • 燻製昆布醤油
    有限会社金華山醸造
  • ほやドレ(たまねぎ)
    気仙沼水産資源活用研究会
  • 最高級 A5ランク 仙台牛 牛すじカレー
    WIDEFOOD株式会社
  • ごりごりんごトフィー (仙台産りんご)
    株式会社ゴリラファーム
  • ねこけし
    加藤木工
  • 木べこ
    漆と木 工房 温
  • 海から土に還る 牡蠣殻コースター
    atelier K
  • ベビーかぶと
    Koquela(こけら)
  • スカーフにもなるハンカチ「仙台七夕」
    miyaco hyper
  • 仙台藩『伊達政宗』騎馬像ショッパーバッグMサイズ
    イーストポンド株式会社
  • アロマソルトレター ホップ / ラベンダー
    株式会社グリーディー
  • 香凪 conagi
    合同会社E・I

〇日程
2023年12月20日(水)~2024年1月11日(木)

〇会場・運営
東北スタンダードマーケット(運営:株式会社金入)
仙台市青葉区中央1丁目2-3 仙台PARCO本館B1F
TEL 022-797-8852

〇年末年始営業

通常の営業時間とは異なりますので、店舗までお問い合わせください。

新 東北みやげコンテストとは

新 東北みやげコンテストについて

公益財団法人仙台市産業振興事業団
経営支援部 経営支援課 
TEL 022-724-1122 FAX 022-715-8205
E-mail keieishien@siip.city.sendai.jp
URL https://www.siip.city.sendai.jp/online_expo/

WP

新東北みやげフェア2023について

東北スタンダードマーケット(運営:株式会社金入)
TEL 022-797-8852
URL https://tohokuru.jp/

WPTSM

カムコミュニケーションズ株式会社
お米のバウム(庄内産完熟メロン)

カムコミュニケーションズ株式会社は、仙台市産業振興事業団が主催する
第9回新東北みやげコンテストの受賞企業です。

優秀賞 お米のバウム(庄内産完熟メロン)


日本有数の米どころとして知られる、山形県庄内地方。そこで生まれた、見た目も愛らしいバウムクーヘンが人気となっています。それが「お米のバウム庄内産完熟メロン」です。

この商品を開発したのは、お米のグルテンフリースイーツを販売する山形県酒田市の「COMERU(コメル)*」です。
代表の内橋良介さんは、「弊社では、庄内産のはえぬきを使用したスイーツを製造販売しています。実は庄内はメロンも特産品で、庄内空港のすぐ近くにもメロンのオブジェがあるほど。それなのに、あまりメロンを使用した商品がないというのがあったので、開発できないかということで取り組みました」と話します。

*日本有数の米どころ、山形県酒田市で開いた米屋から始まったカムコミュニケーションズ(株)のスイーツブランド


「お米のバウム庄内産完熟メロン」は、職人が1本1本丁寧に焼き上げています

バウムクーヘンだったのは「メロンの丸いフォルムを再現するのに、バウムクーヘンがよかったというのと、もともとうちの看板商品だったというのが理由です。日本のバウムクーヘンってふわっとしたものが多いのですが、うちのバウムクーヘンはドイツで修行したマイスターに教えていただきました。伝統の製法に限りなく忠実につくっているんですよ」。

COMERUの米粉は粒子が細かく、一般的な米粉の2/3ほど。それゆえ、まるで小麦粉でつくったバウムクーヘンのような口当たりが大きな特徴となっています。


ウェブマーケティングの世界から「20年後も残っていく仕事がしたい」と、食の世界に飛び込んだという内橋さん

「お米が活きるスイーツで、くらしをもっとつややかに。」をブランドコンセプトに掲げるCOMERU。

そのはじまりは、70年以上前にまで遡ります。稲作が盛んな酒田で開いた、小さな米屋だそうです。庄内のおいしい米を届けたいという思いは、スイーツという形になって、今に至ります。

「米屋から始まったわが社では、とにかく米にこだわった商品づくりをしています。小麦アレルギーのある方も安心して召し上がっていただけるスイーツです。この『お米のバウム庄内産完熟メロン』は2016年には販売していた商品なのですが、COMERUをリブランディングし、ロゴやパッケージなども変更しました。今後はこの商品の見た目のユニークさや新東北みやげコンテストの受賞商品であることをフックに、全国のみなさんに庄内について知っていただくきっかけになればと考えています」。


本場の伝統的な焼き方を忠実に再現しているそう

庄内産の米粉とアンデスメロン、そして月山の清涼な水を飲んで育った鶏の卵。良質の食材を職人が丁寧に焼き上げていく「お米のバウム庄内産完熟メロン」。

内橋さんは「庄内産メロンにしても、米にしても、地方には語れるストーリーがあるし、良くも悪くも、コストを抑えることができる。地方企業として生き残っていくためにも、きちんと戦略を練って事業を拡大していきます。実はアメリカとシンガポールでの販売を始めたのですが、バームクーヘンやカステラは、向こうではそんなに食べられているお菓子ではない。なので、そこは食習慣に合った商品開発をして、海外で出すということを今後やっていきたいですね」と話します。

庄内産のお菓子が世界中で愛される日も、そう遠くないかもしれませんね。


アイスクリームと岩手盛岡市の老舗「御菓子司 山善」の「ぶどう飴」をトッピング。「暮らす仙台」らしい食べ方に

大阪出身の内橋さんは、学生起業家だったという過去を持ち、現在は複数の地方都市でロールカンパニーを経営しています。Yahoo!ニュースでご紹介しているので、ぜひご覧ください。

カムコミュニケーションズ株式会社
「COMERU」

所在地 
〒998-0013 山形県酒田市東泉町4-11-6
TEL 0238-32-2010 FAX 0234-28-8335
URL https://comeco.co.jp/

取材/2023年8月

「第10回新東北みやげコンテスト」当日リポート

\受賞商品決定!/



去る11月22日(水)、仙台市産業振興事業団が主催する「第10回新東北みやげコンテスト」が4年ぶりのリアル開催となりました。190点の商品がエントリーした今大会。入賞した50商品が一堂に会し、4つの特別賞、4つの優秀賞、そして最優秀賞が選ばれました。


授賞式に際して挨拶に立った郡和子仙台市長は「私もまだ結果を知らないので、こうしてみなさんのお顔を見ることができます」と話すと、会場には笑顔があふれました。
そして「私も会場も回らせていただいて、みなさまの強い思いに触れました。仙台国際空港では国際便が再開されましたので、東北のよいものが世界のみなさんに届くことでしょう」と締めくくりました。


受賞の発表は、まずは特別賞から。
インバウンド特別賞 ariTV株式会社(宮城県) 「ハラール笹かまぼこ
デザイン特別賞 しあわせ乳業株式会社(岩手県) 「ヤギミルククッキー 海青缶
地域性特別賞 株式会社瀬戸屋(宮城県) 「ぐい吞パスポート
アイディア特別賞 株式会社稲庭うどん小川(秋田県) 「稲庭うどんから生まれたエール「小川」

優秀賞に選ばれたのは、2つの食品と2つの雑貨。
[食品]
株式会社エイ・ワンド(青森県) 「青森ホタテで缶パイ4種
森と蜂と(宮城県) 「はちみつ2種詰め合わせ

[雑貨]
Koquela(こけら)(宮城県) 「ベビーかぶと
株式会社熊野洞(宮城県) 「笑顔になるケーキオルゴール(ショートケーキ型)


そして最優秀賞は、七ヶ浜でカフェレストラン「SEA SAW」を営む合同会社fluirの「無添加 浜ののりだれ 食べ比べ3種セット」でした。

受賞の挨拶に立った加藤真子さんは、目に涙を浮かべながら「この商品は2年前に特別賞をいただきました。うれしかったのですが、悔しさもあって、今回無添加にして再び挑みました。最優秀賞だけを目指してエントリーしたので本当にうれしいです」と話しました。


授賞式の締めくくりは、審査委員を務めた株式会社藤崎の鈴木 健夫さん。
「授賞式の模様はテレビや新聞でも報道されます。きっと明日はみなさんの電話が鳴りやまないことでしょう(笑)。200弱の出展商品から50に絞られ、今日みなさんからストーリーを伺って、本当に点数をつけるのが難しかったです。最優秀賞も入賞も点数は紙一重でした」と話しました。

今後、販売会などでみなさまにもお目見えするであろう受賞商品たち。

お近くで開催の際は、ぜひ手に取ってくださいね。

受賞商品の詳細は、オンライン商談カタログ「SELECT TOHOKU」にて掲載中です。

よいみせ│すまぷらストア

東北発!無人店舗 「すまぷらストア」オープン

エスパル地下1F、仙台駅地下1階JR線南口改札前にオープンした新たなコンセプトショップ「すまぷらストア」。


写真:新たな東北の魅力に気がつくことができる商品ラインナップとなっています

これは東北の“よいもの”を広く知ってもらおうと、仙台ターミナルビル株式会社、株式会社HAKKA、株式会社TOUCH TO GO のコラボレーションで生まれた、ショッピングセンターがTTGのシステムを活用して作る日本初の完全キャッシュレス無人決済店舗。仙台市産業振興事業団が主催する「新東北みやげコンテスト」受賞商品のほか「萩の月」などの定番みやげ品など、およそ200アイテムをラインナップしています。


写真:仙台ターミナルビル株式会社 成長戦略室の青木貴志さん。「すまぷらストア」の躍進に期待を寄せています

仙台ターミナルビル株式会社 成長戦略室の青木貴志さんは、「東北にある素晴らしい商品をより多くの方に手に取っていただきたいとの思いから、このショップは生まれました。朝7:00から深夜0:00まで通常エスパルの営業時間よりも長く営業していて、完全キャッシュレスというのが大きな特徴です。おみやげ品ももちろんですが、電子レンジで簡単に調理できるお魚なども用意しています。早朝の新幹線利用で『おみやげを買い忘れてしまった』という方や家に帰る前に『何かおいしいものを買って帰りたい』というような方にもおすすめです」と話してくれました。


写真:「新東北みやげコンテスト」受賞商品もずらりと並びます

1日2万人前後の人々が往来するこの場所で、より多くの人が東北のよいものに触れ、東北のよさを再発見してもらえたらうれしいですね。

すまぷらストア

所在地 〒980-0021 仙台市青葉区中央1-1-1 エスパル仙台本館地下1F
営業時間 7:00-24:00

株式会社コルマール堂
水玉の陣~レアチーズケーキ~

株式会社コルマール堂は、仙台市産業振興事業団が主催する
第9回新東北みやげコンテストの受賞企業です。

優秀賞 水玉の陣~レアチーズケーキ~


仙台市青葉区宮町と青葉区中央(クリスロード)、そして宮城野区榴岡(ヨドバシ仙台第一ビル)に店舗を構える人気店「Patisserie & Cafe MythiQue(パティスリー&カフェ ミティーク)」。
まるで宝石のような美しいスイーツとバリスタの淹れるおいしいコーヒーが評判のMythiQueの「水玉の陣」は、伊達政宗公の兜と伊達家水玉陣羽織がモチーフとなったレアチーズケーキ。ブルーベリー、フランボワーズ、抹茶、ずんだ、ゆずの5つのフレーバーをラインナップしています。


写真:青葉区宮町の「Patisserie & Cafe MythiQue」

この商品の生まれた経緯について、土田誠也さんは「最初に『Blue Jewel』という青いケーキができて、お客さまから評判をいただいたんです。そうしたところ、JALさんから『このケーキの赤を機内食で提供できないだろうか』というお話をいただき、赤バージョンをつくりました。その後『グリーンもつくってほしい』となりまして、3色そろったんです。パッケージで並べていったら『あれ?これ水玉模様に見えない?』となって。『これ、水玉の5色がそろったら、お客さまに喜んでもらえるよね。じゃあやってみようか』となったのがスタートなんですよ」と教えてくれました。


写真:キラキラと輝く「水玉の陣」。箱を開けた瞬間から、気分が高揚します

ネーミングの妙と、キラキラと輝くケーキの美しさ、そして政宗公の兜の前立を模した三日月型のデコレーション。仙台らしさがつまったこの商品は、おみやげ需要も高く、ヒット商品となりました。赤いフランボワーズフレーバーは、JAL国内線ファーストクラスの機内食で提供されたそうです。土田さんは「本当におかげさまとしかいいようがありません」と、謙虚に話します。

現在は、MythiQueのオンラインショップのほか、JAL、大丸松坂屋、JREなどのオンラインショップ、さらに仙台駅のおみやげ処などで販売中。また、仙台市のふるさと納税の返礼品としても活用されています。冷凍で販売されているので、解凍時間の長短でシャリっとしたアイスのようになったり、しっとりしたケーキになったりと、食感の違いを楽しめるのも特長です。


写真:バリスタでもある土田さん。パティシエのお兄さまと才能あるスタッフたちとでMythiQueを盛り上げます

土田さんは「MythiQueグループとして、ヨドバシカメラ仙台店に『MYTIQUE WONDERLAND』を9月にオープンしました。そこでのコンセプトは、スイーツとコーヒーの組み合わせの妙を楽しんでいただくこと。サブタイトルが『味のパズルで織りなす新たな飲食の世界』なんです。私はバリスタなので、そのスイーツに合ったコーヒーの提案をして最高のマリアージュを楽しんでいただければと思います」と話します。


写真:MythiQueのショーケースは、まるで宝石箱のよう

そして、宮町本店の開業から16年。2店舗目としてクリスロード店、3店舗目として焼き菓子とドリンクのテイクアウト専門店をオープンさせたMythiQue。この先、目指している場所を土田さんにうかがうと、「宮町本店で子どものころケーキを食べた…という子が大人になって『懐かしいな』と帰ってきてくれることがあるんです。ビジネスを広げていくというよりも、MythiQueがいろんな人たちの懐かしい場所であったり、心の支えであったりしたらうれしいと思います」と話してくれました。

これからもMythiQueは、街なかの風景とともに人々の“大好きな場所”としてあり続けるでしょう。

土田さんの意外な過去が明らかになるYahoo!ニュースも併せてご覧ください。

株式会社コルマール堂

所在地 
〒981-0933 宮城県仙台市青葉区柏木1-7-10
TEL 022-725-5644 FAX 022-227-5851
URL https://www.colmardo.co.jp

取材/2023年8月