庄内町新産業創造協議会は、仙台市産業振興事業団が主催する
「新東北みやげコンテスト」の受賞企業です。
第6回 「庄内町のほしがきさん」デザイン特別賞



山形県の庄内地方中心部に位置する庄内町。豊かな自然に恵まれ、山形県内屈指の米どころとしても知られるこの町で、「町を代表するおみやげ品を」と生まれたのが、「庄内町のほしがきさん」です。

ほしがきさん①
庄内町新産業創造協議会の佐藤さんによると「町のお菓子屋さんが次々となくなっていき、町を代表するおみやげがないね、という話になりました。それで、町を代表するようなお菓子を作るためのプロジェクトチームを作ったんです。地域おこし協力隊の方も交えて、意見を出し合いました」。
お菓子の条件は「庄内産のものを使う」ということ。いろいろな名産品がある中で、プロジェクトメンバーが目を付けたのが毎年秋に実を付ける「庄内柿」でした。平べったく、種のない、甘い果実の庄内柿。生で食べるのももちろんおいしいのですが、佐藤さんによると「庄内では、干し柿にするのが一般的です。初冬に家の軒先に干し柿がかかっているのも、よくある風景なんですよ」と話します。そして「おいしい干し柿を作る秘訣は、風のあたらない軒先を選ぶことだそうです。風が直接あたらず、かつ乾燥している場所で干すと、甘くておいしい干し柿ができるんですよ」。

ほしがきさん②
プロジェクトメンバーの中にいた、地域おこし協力隊の女性が試作品づくりを担当。「優しい甘さが特徴の干し柿をラム酒に漬けてアクセントを加え、ホワイトチョコレートとバターで濃厚なバタークリームを作り、バターサンドクッキーに仕上げました」と、佐藤さん。バターサンドクッキーに合うクッキーを作るのに大変苦労したという当時のプロジェクトメンバー。さらに、ラム酒に漬けた干し柿も、その日によってアルコールの飛び方が違うなど、出来上がりを均一にするのに苦労し、試行錯誤を重ねたそうです。

ほしがきさん③
こうして出来上がった「庄内町のほしがきさん」。
そして、オレンジカラーが目立つ外箱は、柿の“へた”を表すイラストを入れたことで、柿を模したユニークなパッケージデザインとなりました。このデザインが評価され、「第4回山形土産菓子コンテスト」でパッケージデザイン賞を、「第6回 新東北みやげコンテスト」でデザイン特別賞を受賞しました。

ほしがきさん④
佐藤さんは「新 東北みやげコンテストでの宣伝効果があったおかげで、より広い地域の人に知っていただけたことで、注文してもらえるようになりました」と。

ほしがきさん⑤ 写真:ラム酒漬けの干し柿と、ホワイトチョコレート&バターのコンビネーションがやみつきになる一品。全粒粉のクッキーもサクサクとした歯ごたえでよく合います

ほしがきさん⑥ 写真:実は赤ワインとの相性も抜群!一度試してみてはいかが?


ほしがきさん⑦ 写真:バニラアイスクリームとクッキーを交互に重ねて、アイスクッキーサンドにアレンジ。とろけたバニラアイスでクッキーがほろほろに柔らかくなって、これまた絶品!


「庄内町のほしがきさん」は、通年販売ですが、その年にできた干し柿がなくなれば生産もストップするとのこと。佐藤さんは「冬の初めの旬な干し柿の味わいも楽しんでほしいです」と。

ほしがきさん⑧ 写真:庄内町の郷土料理で、小豆ともち米をお砂糖で炊いた「いとこ煮」をゆべしに。こちらも庄内町の新しいお菓子として、人気となっているのだそう


今年は移動を自粛している方も多いと思いますが、ぜひおみやげ物などを取り寄せて庄内町を味わってみてはいかがでしょうか。

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庄内町新産業創造協議会

所在地 〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字沢田 108-1
TEL 0234-42-3266 FAX 0234-42-3331
Facebook https://www.facebook.com/shinsangyo

ほしがきさん①

撮影/堀田 祐介

東北大学法学部卒業後、仙台市内の商業写真撮影会社に就職。写真の道に進む。アシスタントを経てカメラマンとなり、物撮、人物撮影など、写真全般にわたり様々な仕事をこなしながら10年勤務。その後準備期間を経て独立、現在はフリーランスとして、プロバスケットボール・仙台89ERSオフィシャル(初年度から現在まで。来季で15季目)のほか、雑誌媒体の取材(街ナビプレス・仙臺いろはマガジン・ウォーカー・るるぶ)、商業写真撮影、番組用写真撮影と各方面で活躍。

堀田さんトリミング



取材/2020年6月