投稿者: KRT
新商品/サービス開発支援
参加企業募集【終了しました】
\新商品・サービス開発支援/
公益財団法人仙台市産業振興事業団では、コロナ禍を乗り超え、付加価値の高い新商品/サービスの開発を行おうとする地域中小企業の成長促進を目的として、複数の専門家によるチーム支援を実施します。
│支援内容│
【支援チームによる支援】
●事業団のビジネス開発ディレクターをはじめ、各企業に合わせた支援チームを編成し企画開発・マーケティング・デザイン、フードコーディネート等を支援します。
【最大50万円の支援予算を事業団が負担】
●リサーチ費、デザイン費、撮影費、食品分析費、弁護士費用など外部専門家に支払う委託費を事業団が負担します。
【リアルマーケットリサーチの実施】
●他地域の成功事例などを現地視察にて調査する「リアルマーケットリサーチ」を実施します。
※新型コロナウィルスの感染状況等により中止する場合があります
【新商品/サービスのPRの実施】
●開発した新商品・サービスについて、マスコミへのプレスリリースや商品発表会を採択企業と事業団の共同名義にて実施する等のPRを行います。
※国や自治体等他の公的団体から(目的や内容が類似する)補助金等を受けている場合、本事業の支援を重複して受けることができません。
│支援対象│
■中小企業基本法第二条による中小企業者等であり、仙台市に主な事業所または店舗を有すること
│応募締切│
■令和3年5月28日(金)12時 必着
詳細はコチラ
(商品づくりチーム支援という事業名で実施)
1次審査が免除されます!
たくさんのご応募お待ちしております!
米粉パンケーキミックス たかきび
いぶりがっこチーズキッシュ
金の比内地鶏(アヒージョ)
クラゲ夢パスタ
新東北みやげコンテスト
POP-UP in TSUTAYA
BOOKSTORE HIRORO
【終了しました】
新東北みやげコンテスト販売会
\青森県弘前市で開催中!/
│名称│
新東北みやげコンテスト POP-UP in TSUTAYA BOOKSTORE HIRORO
│会場│
TSUTAYA BOOKSTORE HIRORO
(〒036-8003 青森県弘前市駅前町9-20 ヒロロ 2F)
│期間│
終了しました
│営業時間│
10:00-22:00
│参加企業│
第7回 各賞受賞・入賞13商品
過去の受賞商品12商品
第7回 受賞商品
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- 「Canささ 笹かまアヒージョ」
- 株式会社武田の笹かまぼこ
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- 「ミガキイチゴバター」
- 株式会社GRA
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- 「酒粕バスボム 八仙美人の湯」
- 八戸酒造株式会社
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- 「秋田しょっつる仕立て しいたけタプナード」
- オイル漬け専門店 Norte Carta
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- 「クラフトコーラ こはるこーら」
- 世嬉の一酒造株式会社
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- 「森のキャビア」
- 一般社団法人石巻グリーフサポート
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- 「牛タン仙台オリーブ辛油」
- 株式会社陣中
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- 「とろりとろける三陸産あなご醤油煮」
- 株式会社木の屋石巻水産
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- 「海苔でサンド」
- 株式会社サンエイ海苔
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- 「クラゲ夢パスタ」
- 有限会社玉谷製麺所
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- 「恩むす美土産」
- 齋田農園
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- 「仙台弁こけし珈琲(コーシー)セット」
- 株式会社ほの香
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- 「PEACH MONAKA」
- 大野農園株式会社
*上記受賞企業の他、過去の受賞企業も参加!
■杉山木工
新 東北みやげコンテストについて
公益財団法人仙台市産業振興事業団
経営支援部 経営支援課 担当:玉置
TEL 022-724-1122 FAX 022-715-8205
E-mail keieishien@siip.city.sendai.jp
URL https://www.siip.city.sendai.jp/miyage2020/
販売会について
TSUTAYA BOOKSTORE HIRORO
〒036-8003 青森県弘前市駅前町9-20 ヒロロ 2階
TEL:0172-31-7705
URL: http://www.hiroro.co.jp/shop_details.html?id=tsutaya
よいみせ│鯛きち
菓子卸から、「たい焼き屋」への転身
仙台市民にはおなじみの、たい焼き専門店「鯛きち」。名掛丁本店、駅前店、そして木町店の3店舗を展開し、老若男女問わず愛されている仙台の名店です。
コロナ禍で規模の大小を問わず飲食業界が打撃を受ける中、2021年2月、「鯛きち」はこれまでにない取り組みを始めました。それがECサイトのオープンです。この新たな挑戦について、代表取締役社長の中津陽子さんにお話しを伺いました。
「鯛きち」のオープンは、2007年。本店である名掛丁が一号店です。
「うちはもともと、お菓子の卸売りをしていたんです。現会長が『いつか飲食店をやりたい』という夢を持っていたのですが、やろうと思っても、業界に精通しているわけではない。そんな中、商売柄お付き合いのあった製粉メーカーさんに『たい焼き屋なら社長でもできるんじゃない?』という一言をもらって。難しい料理を提供するというより、もともとのお菓子に近い部分でたい焼きをやろう!となったんですよ」と、陽子さんは教えてくれました。
オープン当初は、製粉メーカーから仕入れた粉で作ったたい焼きを提供していましたが、「そのうち、自分たちで出したい味というのが出てきたんですよね。あとは、どうしても焼きたてをお客さまに召し上がっていただきたいので、商品を出すのに時間管理を行っています。ある程度時間がたったものは下げて、また新しく焼き直すようにしています」(拓也さん)。
こうした細やかな顧客サービスとそもそものたい焼きのおいしさで、「鯛きち」は仙台に欠かせない名店となったのでした。
待っていてもお客さまは来ない。
もっと商品を広くお届けしよう_
2020年、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言や「新しい生活様式」によって日本中の飲食店が大きな打撃を受ける中、「鯛きち」もその例外ではありませんでした。「『待っているだけではお客さまは来ない、もっと広くお届けできるようにしよう』ということで、ECサイトに本格的に着手しました。それまでも、百貨店の催事などで出店し『お取り寄せで買いたい』と言われることもあって、やらなくちゃ、やらなくちゃ…とは思っていたのですが、忙しさにかまけていまして…(苦笑)」(拓也さん)。
ECサイトで販売するたい焼きは、お店で作っているものを急速冷凍。「急速冷凍なら、味が変わらないんです。さまざまなメーカーさんのものを貯めさせていただいて、決めました」(陽子さん)。
今後は、ギフト需要なども見据え「地元の食材を使ったたい焼きも作ってみたいですね」と話す陽子さん。さらに「いずれは、子どもたちがたい焼きを焼く楽しさを経験できるような場所を作りたい。夢物語ならいっぱいあるんです」と笑います。
「たい焼き」という日本人にとってのソウルフードで、この先「鯛きち」がどのような成長を見せてくれるのか、期待がふくらみます。
鯛きち
所在地:〒980-0021 仙台市青葉区中央2-1-30 須田ビル4F(名掛丁本店)
TEL:022-722-2155 FAX:022-722-2150
URL:https://taiankichijitsu.com/pc/
山長小野寺商店
「気仙沼海ごはん」
リニューアルで無添加に!
食卓に届けています。
\無添加になったよ!/
三陸の豊かな海の恵みがたっぷり入った海藻味のふりかけ「海ごはんふりかけ」が、無添加になりました。上質の海藻をふんだんに使用したふりかけは、噛むほどに磯の香りが増し、三陸の豊饒の海を思わせる味わい。
販売から5年で、無添加というリニューアルに挑戦したのはなぜだったのでしょう。「海ごはんふりかけ」の生みの親である山長小野寺商店の小野寺由美子さんにお話を伺いました。
写真:毎日の食卓にも、「海ごはんふりかけ」をどうぞ
「5年前にも無添加が良かったのですが、どうしてもコーティングなどで酵母エキスとデキストリンが取れないということでした。微量なのでやむを得ず入れることになったのですが、ほぼ無添加に近いものを作ることができました。今回、これまでお付き合いしていたところが『小ロットの生産ができなくなった』ということで、新しいところを探すことになったんです」。
インターネットでリサーチを始めた小野寺さん。「“小ロット ふりかけ”と検索しても、最低何個まで…とかいろいろ条件があって(笑)。そんな中、有機のふりかけを友人が送ってくれて、それがとってもおいしくて。それが『和田萬』様だったんです。それで、私の思いをぶつけてみよう、と電話で問い合わせをしたんです」。
写真:素うどんに「海ごはんふりかけ」を。磯の香りが食欲をそそる一品
小野寺さんは大阪の老舗胡麻店の「和田萬」様に電話をかけ「『OEMでやってくれませんか』とぶつけてみたら『いいですよ』とお返事をいただいて。和田萬様の商品も無添加が多いので、無添加であることを応援してくれたんですね。気仙沼からわかめ、ふのり、おきあみを粉砕して『この大きさで使ってほしい』と、材料を送り、和田萬様で胡麻やのりを混ぜていただいてます」。
こうして、無添加に生まれ変わった「海ごはんふりかけ」。小さなお子さまから年配の方まで、これまで以上に安心して召し上がっていただけることでしょう。
写真:「海ごはんふりかけ」を入れた卵で、だし巻きに。おかずの一品がちょっと豪華に
よいみせ│だし廊-DASHIRO-
「だしのギャラリー」をコンセプトに
バラエティーに富んだ店舗を展開
「だしのギャラリー」をコンセプトとしたラーメン店「だし廊」は、現在仙台市内に4店舗、仙台空港(岩沼市)に1店舗を構える大人気店。コロナ禍の2020年12月に4号店を、そして2021年2月に5号店を出店したその理由、さらに、これからの展望について、株式会社ブロスアップの原田佳和さんにお話を伺いました。
1号店の「だし廊-DASHIRO-」を南町通りに移転したのが2017年。そこから1年で2号店の「だし廊-NIBO-」、さらにそこから1年で3号店「だし廊-Mix-」を出店し、これまで1年で1店舗というペースで出店してきた原田さん。「だし廊は『ラーメンを通して、だしを世界に広めていきたい』という思いで始めました。ブランディングする上で『だしのギャラリー』を掲げているので、店舗ごとにコンセプトを変えて、ドミナントの戦略でこれまでやってきたんです。
このコロナ禍で苦境に立たされる飲食店が多い中、なぜあえて4号店「だし廊-BUSHI-」、5号店「だし廊-GoLD-」の開店を決心したのかを聞くと「逆に出店しないと雇用が維持できないと思ったからです。街中の店舗は、企業のリモートワークの推進や、夜飲みに行かない…など、新しい生活様式の影響を受けやすい。人件費は変わらないのに売り上げが下がるとなると、雇用が維持できなくなってしまいます。ですので、雇用を維持するためにも郊外に出店していくというのは選択肢の1つとしてあったんです」。
仙台空港の出店は、海外展開も視野に入れた戦略
5号店はなんと仙台空港内、保安検査場を抜けた後の待合スペースでの出店です。「飛行機に乗る人しか食べられないので、『なんでなの?お客さんのパイが減るよね』と思う方もいると思います。実は、レストランのほうでも打診いただいたのですが、普通にレストランエリアに出すのはブランディング戦略として面白みに欠けると思ったんです。保安検査場を通った後の飲食店は僕らしかいないので、飛ぶ前に小腹を満たせる需要にも応えられ、フライトを待つお客さまへの販促、広報が狙えると考えました。また、仙台市産業振興事業団さんにお世話になったEC用『だし廊-HOME-』をおみやげとしても販売できます」。