自転車で巡る
ルーシーの仙台いいとこ

2017年3月30日

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はじめまして。ルーシーと申します。
ご覧のウェブメディア『暮らす仙台』をご案内するためのカードをデザインさせていただいたご縁で、仙台のお気に入りの場所をご紹介させていただくことになりました。

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どんなカードだったかというと、こんな感じ。開いて立てて並べてみると、
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仙台の街並みに見えませんか?
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橋を渡って、広瀬川を越えて、青葉山があって、
定禅寺通りを抜けて、高いビルがあって、
仙台で暮らす一人の女性が自転車で駆け巡るときに感じる、
街の気持ちよさを表現しました。
ということで、私も自転車で仙台のいいとこを巡ってみます。

自転車に乗って家を出発!
今回訪れたのは3か所です。

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1 welcome 立町

まずは腹ごしらえから。
立町の『welcome』は朝ごはんをいただけるお店。
ゆったりとした時間や友だちを大切にしようというポートランドの思想を、ここ仙台で味わうことができます。
ファニーでおしゃれな愛くるしい雑貨もあります。

いただきます!
私のサンドイッチは、MT.TABOR というメニュー。
チキンとルッコラにルバーブのコンポートとチーズが合わさってたまらない!
一緒にきた夫のTくんのサンドイッチももらう。
こっちは、ローストポークとカマンベールチーズとトマト。

お店に差し込む光。
コーヒーもおいしい。
食器もかわいい。
なんという幸せな朝!
Tくんも満足そう。
この感覚をまた味わいたくて、
何度も足を運んでしまうお店です。
気になる方はこちらwelcome Facebook

2 THE6 春日町

次にやってきたのは、シェア型複合施設『THE6』。
私はここのワークラウンジをオフィスとして利用しつつ、 ファシリテーターとしてイベントの企画をしたり、 受付をしたりしています。
同じくオフィスをTHE6 にもつ桃生和成さんに、 ぴったりなおみやげを見つけたので届けにきました。

桃生さん!『桃生茶福』という、桃生さんにぜひ召し上がっていただきたいお菓子があるんです。どうぞ!

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THE6 のシェアキッチンでお茶の準備。
キッチンがオフィスの真ん中にあるので、 食べものをきっかけに会話がはずみ、 その場にいた人が仲よくなることも。

気になる方はこちらTHE6 HP

さぁ、仕事の一服に食べてみましょう!

桃生茶福は石巻市桃生町の特産品、 「桃生茶」が練り込んであるそうです。
まずはそのまま大福をひとくち味わう桃生さん。
「おいしいね!」
ちなみに桃生さんは『つれづれ団』の団長でもあります。
つれづれ団とは、東北の日常をおもしろくするために 活動している人々のゆるい集まりです。
気になる方はこちらつれづれ団HP

桃生茶福には、大福のほかになんと桃生茶の茶葉がついていて、 お好みで大福にかけたり、お茶として飲むことできますよ!
気になる方はこちら桃生茶福(ものうさふく)

3 仙台香房 露香 一番町

THE6 から定禅寺通りを抜け、一番町商店街の横丁、東一市場内にやってきました。
ここは昔からペットショップやジャズバー、居酒屋などが所せましと立ち並び、探検心をくすぐられる場所。

仙台では珍しいお香の専門店、『仙台香房 露香』さんがあると聞いて、初めて訪れました。

お店に近づいた瞬間からうっとり。
静かないい香り。

露香さんでは、仙台の思い出を 香りのおみやげとして持ち帰ることができる 「仙台四季香」というお香が人気なのだとか。

お香と一緒に とんぼ玉のお香立てが ガラスの瓶に入った様子は、 まるで仙台七夕の吹流しのようです。

とんぼ玉は好きな色を選べるとのこと。
それにしても、選ぶことがこんなに贅沢な時間とは。

どの色にしよう。
どの形にしよう。
どの香りにしよう。
季節の香り。
私らしい香り。

店長の齋藤さんが、「音楽を聞くように、香りを聞く」というお話を教えてくださいました。

露香のお香は、天然香料を使用し、日本国内での生産を大切にしているそうです。

クリアな残り香が印象的なお香なのだそうです。

自分の部屋に似合う香りを求めて、長らく迷った挙句、 ローズマリーの香りのお香を選びました。

部屋で焚いたらいつもの部屋が、きっと新鮮に感じられるに違いない。
気になる方はこちら仙台香房 露香

そろそろ家に帰りましょう。

イラストを描いてくれたのは、京都に住むイラストレーターの友人A ちゃん。
お礼に、仙台のおすすめを送る準備をします。

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こけしが好きなA ちゃんにぴったりな、“弥治郎こけし×白石温麺
雪の結晶のように美しい塩竈の“「竈炊キ藻塩」「竈炊キ結晶」ギフトボックス
私の地元でつくられた“DASHI STOCK”

次はどこへ自転車ででかけようかな。

WALTZ by Lucy  高野明子

「暮らす仙台」のカードをはじめ、フライヤーやグッズのデザイン、展覧会やイベントの企画などを制作。生活の中で、デザインやアートに触れた時に、ワルツを踊リたくなるような瞬間を生み出すことをコンセプトに活動。仙台のシビックプライドについて考え、ローカルなカルチャーを伝えるプロジェクト「SEN.」に取り組んでいる。
http://waltzbylucy.wixsite.com/project