11月東北地元ごはん
「からだ喜ぶあったか中華」
仙台・宮城のいいものが味の決め手になった、
オリジナルレシピをご紹介します。
ホヤ風味の中華まん
【材料】
A
(ドライイースト 大さじ1、
小麦粉 300g、
塩 小さじ1/3、
砂糖 大さじ4、
牛乳 160cc、
ごま油・サラダ油 各大さじ1)
豚肩ロース肉 500g
下味(酒 大さじ1、醤油 大さじ1)
しょうが 1片
長ねぎ 1本
煮汁(はちみつ 大さじ1、醤油 大さじ2、酒 大さじ1、気仙沼ホヤソース 大さじ2)
水 100~150cc
【つくり方】
1.まずは皮をつくる。Aを合わせてなめらかになるまでよくこねる。ふきんをかぶせて20分ほどねかせる。6等分して丸めておく。
2.豚肩ロース肉を厚さ1cmのひと口大に切って下味をつける。 しょうがはみじん切り、長ねぎは斜め千切りにする。 フライパンにサラダ油少々を熱し、しょうがと長ねぎを炒める。 香りがたったら豚肉を加え、煮汁を入れて落し蓋をして弱火で20分ほど煮る。 汁がほとんどなくなったら冷ます。
3.平らにのばした皮の上に具をのせてひだを寄せながら包む。
4.キッチンペーパーの上にのせ、湯気の上がった蒸し器に入れて、約15~18分強火で蒸す。
木肉須(きくらげと卵の炒めもの)
【材料】
豚ロース肉 100g
A(醤油 小さじ1、酒 小さじ1)
十符谷の乾燥きくらげ 5g(生の場合は 50g)
にんじん 5cm
にんにく 1かけ
卵 6コ
B(酒 大さじ1、塩 ひとつまみ、砂糖 小さじ2、サラダ油 大さじ2)
合わせ調味料(醤油 大さじ1、オイスターソース 小さじ1、酒 大さじ1、砂糖 小さじ1)
【作り方】
1.豚ロース肉は2cm幅に切る。豚ロース肉にAをつけておく。
2.きくらげは水洗いして、ぬるま湯でもどし、食べやすい大きさに切る。
3.にんじんは細い千切り、にんにくは粗みじん切りにする。
4.卵はBを入れてときほぐす。フライパンにサラダ油を熱し、卵を入れてゆっくりかき混ぜ、ふんわりとした炒り卵を作っていったん取り出す。
5.フライパンにサラダ油を入れて再び熱し、にんにくと豚ロース肉、にんじんを炒める。きくらげを加え、さっと炒め、卵と合わせ調味料を入れて、全体をよくかき混ぜる。皿に盛る。
※「十符谷の乾燥きくらげ」には乾燥タイプと生タイプがありますが、今回は生のきくらげを使用。
青梗菜(チンゲンサイ)の塩炒め
【材料】
青梗菜 2わ
しょうが 1片
サラダ油 大さじ1
A(鶏ガラスープの素 ひとつまみ、水 50cc、酒 大さじ2、塩 小さじ1/4)
なかむラー油 大さじ1程度
【作り方】
1.青梗菜は根元はくし切り、葉の部分をざく切りにする。しょうがは千切りにする。
2.サラダ油をプライパンに熱し、しょうがをさっと炒める。青梗菜の根元の部分を加え、さっとひと混ぜしたら葉を加えAを加えて強火で炒め合わせる。
3.皿に盛って、なかむラー油をかける。
具だくさんなので、シンプルな青菜炒めのアクセントになります。
牡蠣のあんかけスープ
【材料】
牡蠣の潮煮 1袋(170g)
スープ(牡蠣の潮煮の汁+水 3カップ、塩・酒 少々)
絹ごし豆腐 1/2丁
長ねぎ 1/2本
水溶き片栗粉(片栗粉 大さじ1、水 大さじ2)
【作り方】
1.牡蠣の潮煮の汁を取り出し、スープの材料を合わせておく。絹ごし豆腐は乱切り、長ねぎは斜め切りにする。
2.スープを沸騰させて、絹ごし豆腐を加えて軽く沸騰させる。牡蠣の潮煮と長ねぎを加えたら、水溶き片栗粉を加えて手早くかき混ぜ、再び沸騰したら火を止める。とろみがついたらできあがり。
cookinglabo 鈴木 茜
大学で栄養学を学び、管理栄養士免許を取得。
辻調理師専門学校にて製菓・製パンを学び、料理は河合伸子氏に師事。
2008年に少人数制の料理教室「cookinglabo(クッキングラボ)」を開講。
仙台を中心にTVや雑誌のフードスタイリング、情報誌のレシピ連載やメーカーの商品企画などの監修もつとめる。
PHOTO:小野寺 真希(fog)
TEXT:小原 瞳