食のみやぎ応援団 SDGs
新商品発表会

2022年4月25日

第3回 食のみやぎ応援団SDGs
新商品発表会


4月20日、仙台市内で行われた「第3回 食のみやぎ応援団 SDGs 新商品発表会」。
会場では、40社がSDGs宣言関連の新商品発表と提案を行いました。


イベントの目玉として登場したのは、見た目も愛くるしい「むすび丸おにぎり」。これは、地域商社である「株式会社かね久」、海苔メーカーの「ニコニコのり株式会社」、コメ加工メーカーの「ボン・リー宮城株式会社」の3社コラボレーションによって誕生しました。


開発会社のひとつであるニコニコのり株式会社仙台支店支店長の西村修一さんは「これまで、海苔をカットする時に出る“のり粉”を今までは廃棄していました。その数量は年間2.4tにのぼります。それを全て再利用できるように設備投資を行い、かね久さんと一緒に食用に開発しました。海苔ができたので、ボン・リーさんにお声がけしておにぎりにしました」と話します。

コメは、誕生から30年を迎える、宮城のひとめぼれ。海苔も具材の宮城県産と地産地消にこだわった逸品です。具材には「金華さば」「牛タン」と、これも宮城が誇る名物を用意。一般発売は、ドラッグストアのWelsiaで、5月からを予定しています。店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。


また、このかわいらしい、むすび丸の海苔もニコニコのり株式会社から「キャラデコのりむすび丸」として販売されています。ぜひ、あなたのお弁当をキュートにデコってみては?



そして、もうひとつ、食のみやぎ応援団のSDGs企画として、「宮城県産未利用魚の有効活用」も提案されました。年間で大量に廃棄されてしまう規格外の魚をすり身にして再利用したり、小さなタコを酢だこにしたり、フカヒレの処理過程で出る端材を中華風味に仕上げたりして、活用します。
こうした商品は、今後株式会社かね久が展開する自動販売機などで販売されるので、こちらも見かけたらぜひ!


SDGsの取り組みは、世界で取り組むべき課題です。
私たちも消費者として、こうした商品を意識して選んでいきたいですね。


食のみやぎ応援団