Dake Deli三種6缶セット
株式会社 味の加久の屋

株式会社 味の加久の屋とは、仙台市産業振興事業団が主催する
第11回新東北みやげコンテストの受賞企業です。
“だけ”をアルファベット表記した「Dake」と“おいしい”を意味する”Delish”の「Deli」を合わせて「Dake Deli」と名付けられた缶詰。青森県の特産品であるホタテを使用した新しい缶詰シリーズで、2024年の販売開始以来、若い女性を中心に注目を集めています。
この商品を開発したのは、八戸みやげとして有名な「いちご煮」を製造販売している株式会社味の加久の屋です。
写真:八戸名物の缶詰「いちご煮」でもよく知られています
ポップでおしゃれなパッケージにはQRコードが印刷され、缶詰を使用したレシピを簡単に見ることができます。「出すだけでおいしい」ことが評価され、第11回新東北みやげコンテストでは、宮城学院女子大学の学生たちが選んだ「ベストユース特別賞」を受賞しました。
写真:開発担当にあたった田名部光彦さん
開発を担当した営業部の田名部光彦さんは「2023年ころから『新しい青森のおみやげをつくろう』ということで企画を始めました。青森県の総合販売戦略課と県庁の調査によると、知名度が上位にいくのはりんご、せんべい汁、マグロ、ホタテなどで、上から見ていったところで、うちが取り扱えるもので製品化できるものだとホタテだったんです」と教えてくれました。
写真:パッケージのQRコードを読み込めば、簡単レシピにアクセスできます
開発担当者は田名部さんも含めて5名。
最初からレシピありきで、つくっていったのだといいます。
「味のバリエーションというよりは組み合わせを何にするかというところで何十種類と考えました。メニューありきで味をつくっていったんです」
こうして出来上がったのが「マリネ」「ガーリックバター」「ガーリックトマト」の3種類。
写真:「マリネ」を使用して、贅沢サラダに
青森県の地形を象ったアイコンが掲載されたポップなパッケージデザインも、開発当初から考えられていたそうです。
「缶詰、特におつまみ系の缶詰だと、男性向けになりがちです。でも、おみやげを選ぶ際には女性の方が優先権を持って選ぶこともあるので、メインのターゲットは30代から50代ぐらいの女性を想定してデザインしました。パッケージにQRコードを乗せたのも、すでにあるホタテの缶詰と差別化を図るためでした」
写真:しめじをバターで炒めて「ガーリックバター」をフライパンにIN。絶品でした!
コンテスト当日は、炊き立てのごはんに缶詰の中身を乗せて、審査員やバイヤーの方たちに試食として提供しました。
「女子大生を意識してつくったわけではなかったんですが、結果『ベストユース特別賞』を受賞できました。あとは、試食してくださったファッション系のバイヤーの方が『ただ売るだけじゃなくて、売った後のことまで考えている』すごく褒めてくださったんですよ」
今後、さらなる味のバリエーションを増やす予定がないかどうか伺うと「ホタテの原料事情もなかなか厳しくて、そんな大量につくる製品ではないので、今のところは大丈夫ですが、種類を増やしていくのは難しいかなと考えています」とのこと。
写真:パンに野菜と「ガーリックトマト」を乗せてオープンサラダに。休日のブランチにもぴったり
現在、「Dake Deli」の取り扱いがあるのは、主に青森市のみやげもの店。
「県内のおみやげ屋さん、特に青森市のおみやげ屋さんでは結構取り扱っていただいていて、それなりに動いているんですが、八戸のおみやげ屋さんだと一部になってしまっているんです」とのこと。
オンラインでの通販もあるので、気になる方はぜひ!
「Dake Deli」で、簡単なのにおいしい一品をつくってみませんか?
株式会社 味の加久の屋
所在地 〒031-0822 青森県八戸市大字白銀町字三島下92
TEL 0178-34-2444
FAX 0178-33-0395
URL http://www.kakunoya.co.jp/
オンラインショップ
https://www.ichigoni.com/c/etc-can-reto/DakeDeli

