2021年8月2日

旧校鉛筆

ヒノキの香りただよう唯一無二の鉛筆

1885年(明治18年)に開校した、いわき市立田人第二小学校南太平分校。当時の面影を残す貴重な木造平屋校舎は、震災により倒壊の危機が高まり、2014年(平成26年)、ついに廃校となりました。磐城高箸では、その校舎に出来るだけ手を加えずに改修し、その中で鉛筆を作り始めました。惜しまれながら廃校になってしまった小学校で、厳しい環境で育った市内のヒノキ間伐材を使用し、小学生のための鉛筆を作っています。削るたびにヒノキの香りが漂う、唯一無二の鉛筆です。

被災3県の間伐材を有効活用

磐城高箸は、2010年に設立された、間伐材を活用することで森林の再生を促すための割り箸会社です。設立半年後に大震災が起こり、1ヶ月後の大規模な余震で工場が被災し廃業も覚悟。そんな中、外部からの支援を得て、被災3県の杉の間伐材を使った割り箸「希望のかけ箸」を作り、復興に向けて立ち上がりました。現在は、間伐された杉を使用した割り箸や杉チップを使用した枕、おがくずを使用した人形などを製作、販売しています。

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新東北みやげコンテスト
第7回(2020年)/入賞

株式会社磐城高箸

  • 所在地:〒974-0153 福島県いわき市田人町南大平字坪内95-1
  • TEL:0246-65-0848
  • URL:https://iwaki-takahashi.biz/
  • 担当者:高橋正行