開業者インタビュー

もりそばSHIN

飲食

開業で叶えた「理想のそば店」

古くから名湯と知られ、仙台市民のみならず県内外からの観光客がやってくる秋保温泉。最近では、カフェやブルワリーなど注目の飲食店などが次々とオープンし、大きな注目を集めています。
そんな秋保温泉に、2024年12月にオープンしたのが「もりそばSHIN」です。
温泉街の真ん中、深い緑を讃える森に面したモダンな建物に、フレンチのカジュアルダイニングを思わせる内装、美しいフォルムの食器に、軽やかに流れるジャズミュージック…。
「おしゃれでおいしい!」と、SNSなどでも話題になっているこのお店のオーナーであり、自ら厨房に立つのは八巻真介さんです。

若いときからそばが好きで、そばの食べ歩きが趣味だったという八巻さんは「なかなかぴったり来るお店がなかったんですよね。それでだんだんと、『自分でこういう店をやってみたいなぁ』という気持ちが湧いてきました」と、開業を決意。
サラリーマンだった八巻さんは「開業するにしても、経理のことも何もわからない…」という理由から、インターネットで開業・起業にまつわる情報収集を始めます。その中でヒットしたのが、アシ☆スタでした。

「いろいろな専門家の方にお話を聞きました。都合5~6人くらいでしょうか。その中で、一番だったのが、ロゴマークなどを制作してくださったクリエイティブ担当の方たちでした。とにかくあのときは不安で仕方がなくて。そんな中で、自分のイメージややりたいことを話すと『それだけしっかりしたイメージがあるなら、大丈夫!』と励ましてくださいました。それで、『ああ、これなら大丈夫かも』と気持ちが楽になったんです」

こうして、2024年12月。「もりそばSHIN」は、秋保で産声をあげました。
メニューは、その店名にもなっている「もりそば」と「かけそば」の2種。「もりそば」は、細麺と太麺の食べ比べ、「かけそば」は細麺か太麺を選ぶことができます。さらに、そばの前には前菜の盛り合わせ、食後にはポタージュスープのように濃厚なそば湯が提供されます(もりそばのみ)。

「この店は、自分が欲しかったものを詰め込んだ」という八巻さんに、開業してから変わったことを伺うと、「とても健康になったと思います。朝は6:30には来てそばを打って、場合によっては夜打つこともあるので、体的にはサラリーマン時代よりもキツイです。でも、ストレスがまったくないんですよ」と話してくれました。

開業から約8カ月(※)。早くも人気店として多くのお客さまが来店する「もりそばSHIN」の今後の展望について伺いました。
「そばは時期によって全然違うものが出てくるんです。だから、新そばだけでなく、次回来ていただくときにはまた今日とは違ったそばになっていると思います。あと、私の理想とするそばがあって、今いろいろ試行錯誤しながら挑戦中。もう少ししたらみなさんに召し上がっていただけるようになるかもしれません。私のそばの腕はまだまだで、これからどんどんよくなっていくと思うので、そういった部分もみていただけたら」

※取材当時

アシ☆スタを利用しつつ、自分の理想とする店を実現させた八巻さん。お店について詳しくは、「暮らす仙台」 でもご紹介しています。ぜひご覧ください。

開業者情報

企業名
もりそばSHIN
代表
八巻 真介
HP
https://www.instagram.com/morisoba.shin/about/
TEL
022-200-2285
所在地

〒982-0241 仙台市太白区秋保町湯元字石名坂17-1

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