このセミナーはこんな方におすすめです
主催
公益財団法人仙台市産業振興事業団
日時
平成30年6月28日(木) 18:00~
(1時間程度の講演終了後、先生方を交えた交流会を行います)
会場
AER7階(公財)仙台市産業振興事業団 会議室(仙台市青葉区中央1-3-1)
アクセス
(講師の山本 憲一 氏)
講師
石巻専修大学 理工学部機械工学科
教授
山本 憲一 氏
【プロフィール】
東北大学工学研究機械工学科( 大学院)卒業後、1977 年トヨタ自動車工業株式会社に入社。駆動系新部品やエンジンの開発に携わる。2006 年同社を退職し、石巻専修大学教授として赴任する。東日本大震災では自動車運転中に津波災害に遭遇し、九死に一生を得る。そこから着想を得てFRSと呼ばれる水に浮くシートカバーを産学官連携で開発。自動車技術会東北支部理事、みやぎカーインテリジェント人材育成事業運営委員長。
セミナー概要
―元トヨタエンジニアが語る、自動車のこれから―
自動車は、排出ガス・CO2・燃料の危機・交通事故など様々な課題を乗り越えて発達してきました。そして今、自動運転という理想的な形になろうとしています。一方、これまで見過ごされてきた災害時における自動車の弱点が、東日本大震災を通して明らかとなりました。自動車のこれからの発展と、講師が津波を経験して得た課題、そこから見える車の未来について、実際に開発した災害対応製品「FRS」のご紹介とともにお話します。
―浮く、温める、身を守る。石巻でつくるシートカバー「FRS」とは?―
FRS ( Floating Rescue Seat cover ) とは、災害時に身の安全を守るためのシートカバーです。水害時には水に浮き、防寒着として身体を温め、避難時には敷物として、身体を守ることができます。運転中に津波に遭った人の経験談をもとに開発されました。シートカバーにすることで、緊急時に直ちに使用できるようにしています。石巻で考えられた、石巻オリジナルの製品です。
参加費
1,000円(交流会費込み、当日お支払いいただきます)
定員
40名(先着順)
申込方法
※終了しました。お問合せ
公益財団法人仙台市産業振興事業団
産業創造部 新事業推進課 担当:玉置・浅野
TEL : 022-724-1126 FAX : 022-715-8205
E-mail:shinjigyo@siip.city.sendai.jp