働くひとを知りたい

「ITを通して暮らしを支える立役者」

イー・アンド・エム㈱ 丸山 和繁さん

システムエンジニアは「ものづくりに関われる仕事」

みなさんは「システムエンジニア」という職業にどんなイメージを持っていますか?
1人で黙々とパソコンに向かって仕事をしている?
プログラムやシステムを作っている?

もちろんそのイメージも間違いではありませんが、それはほんの一部。
実際に現場で働くプロフェッショナルは、この仕事を「人とコミュニケーションを図りながら、“ものづくり”に関われる仕事だ」と語ります。

そう教えてくれたのは、最先端のソフトウェア・インターネット技術を基盤にコンピューター社会を力強く支えているイー・アンド・エム株式会社の丸山 和繁(まるやま かずしげ)さん。
IT界の第一線で活躍するシステムエンジニアが、“生の声”を教えてくれました。

鹿児島県出身の丸山さん。転勤を機に、数ヶ月前から仙台での暮らしをスタートさせている。

中学校の授業が、エンジニアの出発点に

丸山さんがシステムエンジニアを目指したのは、中学校の時に受けた情報の授業がきっかけ。

「その時初めてプログラミングに触れたのですが、実際に手を動かしてみるとひとつのものができあがっていく過程がすごくおもしろくて。それでシステムエンジニアの仕事に興味を持ち始めました」

コンピューターにプログラムの指示を打ち込むと、その通りにシステムが動き出す。
そんな、ひとつの目的のために順序立てて工程を書き出し、論理的に物事を進めていく感覚が「歯車が噛み合っていくようで気持ちよかった」と振り返る丸山さん。
大学で知識を深め、システムエンジニアとしての仕事を始めた今でも、その奥深さやおもしろさに気付くことがあるといいます。

全国各地に事業所を置くイー・アンド・エム株式会社。丸山さんが働く東北事業センターでは7名が在籍。「社員同士の距離が近く、相談しやすい雰囲気です」

自身をレベルアップさせ、日々の仕事に取り組む

丸山さんの主な仕事は、システムのデータベース移行に伴うデータ調査や移行作業。

「例えば新しいシステムを作るとしますよね? 古いデータベースを新しいデータベースに移行する時、データをそのまま移すだけだといろんな問題が起きてしまうんです。それをどんなふうに移行すればスムーズに動くのかを考えたりしています。古い情報を調整しつつ、新しく必要になったデータがあればそれも取り込んで構築していくんです」

どんどん進歩する技術や知識を取り込み、自身をグレードアップさせながらクライアントの要望をカタチにしていく。
丸山さんの話からその様子を想像すると、「エンジニアの仕事はものづくり」と語った丸山さんの言葉が心にスッと入り込んでいきます。

事務所長の和山さんは、丸山さんの印象をこう語ります。「わからないことがあれば徹底的に調べる。そんな姿勢が行動に映るから安心して仕事を任せられます」

コミュニケーション力が大きな武器になる

相手のニーズを大切にするこの仕事では、パソコンと向き合う時間と同じようにクライアントと対面する時間も重要なもの。

「システムに不自然な点があれば、先方に電話をしたり、出向いたりもします。そうすることで、しっかりと仕様を確認していくんです。お客様とじっくり会話を重ねて、ひとつのシステムを作り上げていく。それが今は難しくもあり、楽しい瞬間でもあります」

そして、同時に相手が何を求めているのかを掘り下げていく会話力も必要に。
丸山さんは自身のスキルとコミュニケーション力に加えフットワークの軽さも武器にしながら、クライアントの意向をしっかりと形にするべく仕事に向き合っているのです。

不明な点があればクライアントにすぐに電話連絡。そして、打合せのために何度も足を運ぶ。丸山さんはフットワーク軽く、その日1日の仕事をこなしていく。

親身に向き合った分だけ、信頼が積み重なる

もちろん、職場内でも円滑なコミュニケーションは欠かせません。
規模の大きな仕事の場合、いくつかのグループが同時にひとつのプロジェクトを進行させることもしばしば。
「グループの連携がうまくいくよう、密なコミュニケーションを図ることも満足のいく仕事をするために大切」なのだといいます。

想像以上に人と人とのつながりが大切になるSEの仕事。
忙しい毎日ながらもその輪を大事にしている丸山さんは、取引先から大きく頼られる存在になっています。
あるプロジェクトの担当から外れることになった時には、先方から「抜けられると困る」という声をかけられたこともあったそうです。
その言葉の中に、丸山さんへの信頼の厚さがうかがえます。

打合せが多いため、毎日スーツ姿で勤務。“エンジニアはカジュアルな服装で働いている”というイメージもガラリと変わった。

システムエンジニアなくして、便利な暮らしは生まれない!

インターネットで気軽に買い物ができるのも、スマートフォンでゲームのアプリを楽しめるのも、システムエンジニアの高いスキルがあってこそ。
「私はITに詳しくない」と思っている人の身の回りにも、システムエンジニアが生み出した仕事によって可能になったこと、
そしてより便利になったことが数多くあるはずです。
日々の暮らしに寄り添うシステムエンジニアの仕事は、まさしく“縁の下の力持ち”。
そこで、丸山さんにこんな質問をしてみました。
-自分の仕事をもっといろんな人に知ってほしい、見てほしい、という気持ちになることはありますか?

「そこまで思うことはないですね。でも、実際に自分が作ったものがたくさんの人の目に触れることもあるんです。その時はちょっとだけ“ドヤ顔”になりますけどね(笑)。でも、表立って目立ちたいと思ったことはないんです」

謙虚な姿勢も印象的な丸山さん。
私たちの生活が、丸山さんのようなエンジニアたちの“見えない仕事”で成り立っているということを改めて痛感します。

休みの日は家でゆっくり過ごすことが多いという丸山さん。「昔からテニスが好き。仙台での生活が落ち着いたらスクールにも通ってみたいです」

「他人と関わることを恐れないで」

プログラミングに夢中になった少年時代を経て、SEとして働き始めて今年で4年目。
これから挑戦してみたいことも教えてくれました。

「大きな機能を任せられるようになりたいですね。“これは自分が動かしているんだ”って思える仕事をしてみたいです」

これからシステムエンジニアを目指している方には、「他人と関わるのを怖がらないで」と教えてくれた丸山さん。
来年の春に入社する後輩たちには、その姿が頼もしく、そして憧れとして映るのでしょう。

(2018/11取材 ライター:及川恵子)

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丸山 和繁さん イー・アンド・エム株式会社

プロフィール
システムエンジニアを目指したのは、中学校の時に受けた情報の授業がきっかけでした。

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