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インタビュー

企業の先輩

夢を叶え、憧れのホテルフロントに

松月産業株式会社 
ホテルフロント 羽田 さくらさん

松月産業株式会社は、仙台市内に13店舗のビジネスホテル『ホテルグリーンチェーン仙台』を展開しています。

また、グループ会社にて不動産業も行っています。
「ホテル業、不動産業を通じて、お客様に信頼され、長く喜んでいただくサービスを提供し続ける」という企業理念のもと、地域経済に貢献している企業です。

 
市内最多の客室数を有し、多くの宿泊客が訪れるホテルグリーンチェーン仙台。
今回は、ホテルの顔とも言えるフロントとして活躍する羽田さくらさんにお仕事のやりがいや、会社の魅力についてお話を伺いました。

羽田さん

羽田さくらさん。亘理町の高校を卒業後、松月産業に入社。現在3年目

お客様を笑顔で迎える、ホテルフロントのお仕事

羽田さんは、13店舗のうちのひとつである「ホテル プレミアムグリーンプラス」でホテルフロントとして働いています。
クリスロードアーケードにあるこの店舗は、仙台駅からも近く、ビジネスにも観光にも便利な立地です。

 
「ホテルのフロント」は、職業としてはすぐにイメージできると思いますが、
具体的にはどのような業務があるのでしょうか。
毎日のお仕事について伺ってみました。

羽田さん
チェックイン・チェックアウトの対応や事務処理を行います。
また、お客様がチェックインする前に、宿泊されるお部屋が綺麗になっているか最終チェックを行うのもフロントの仕事です。
お客様対応の合間に、ルームメイクさんのスケジュール管理やタイムカード処理、請求書の手配などの事務処理もこなしていきます。

また、観光客が多いホテルならではの準備もあるといいます。

羽田さん
チェックインが始まると、観光でいらしたお客様から仙台の美味しいお店や観光地について聞かれることも多いです。
すぐにお答えすることができるよう、パンフレットやMAPを準備しておすすめをご紹介しています。
市内でイベントがある時は、宿泊のお客様も多くロビーが混雑してしまうので、落ち着いて、効率よく笑顔で対応するよう心掛けています。

 

仕事の様子

ホテルフロントは、ホテルでお客様と最も多く接する仕事。どんなに忙しくても笑顔でお客様をお迎えする

幼少期の体験がきっかけで、ホテルフロントに憧れた

羽田さんは、子どものころから「ホテル業界で働きたい」と思っていたそうです。
どんなきっかけがあったのでしょうか。

羽田さん
小さい頃、家族旅行で訪れたホテルでの体験がきっかけです。
ホテルスタッフの方々の笑顔がとても素敵で、わからないことがあれば丁寧に優しく案内をしてくれました。
その対応すべてが子供ながらに心地よく、「ホテルで働く人たちは、訪れた人をこんなにも幸せな気持ちにさせてくれるんだ」と感動したんです。
その時の印象が忘れられず、ずっとホテル業界で働きたいと思っていました。
中でも、制服をピシッと着て、素敵な笑顔でお客様を迎え入れてくれるフロントスタッフに憧れを抱き、この仕事に就きたいと思いました。

 

数あるホテルの中で、ホテルグリーンチェーン仙台を選んだ理由も伺ってみました。

羽田さん
地域貢献に力を入れているところに魅力を感じたからです。
七夕など地元の行事に積極的に参加していたり、ホテルで提供している朝食やお土産品に仙台の特産品を用いていたりして、とても印象的でした。
また、ホテルの方々の温かい人柄に惹かれ「私もここで働きたい」と思いました。

 

お客様のリラックスした笑顔が何よりのやりがい

幼い頃からの夢を叶えた羽田さんに、お仕事のやりがいを伺いました。

羽田さん
お客様が当ホテルでの滞在時間を楽しんでくださったと思える瞬間に、やりがいを感じますね。
チェックアウトの際に、「また来るね」と笑顔で声をかけていただいた時が、一番嬉しいです。

 
仕事の出張でホテルを利用する宿泊客には常連も多いため、顔見知りになっていることもあるそうです。
さまざまな宿泊客と関わるフロント業務で、特に心がけていることも教えてくれました。

羽田さん
「このホテルに来たら、リラックスして過ごせる」と思っていただけるような雰囲気づくりを心がけています。
私が子供の頃、ホテルスタッフさんのおかげで心地よく過ごせた時のように、お客様に素敵な時間を過ごしていただきたいと思っています。
そのために、どんなに忙しくても笑顔を絶やさないサービスを目指しています。

 

仙台のオススメ観光地を紹介する羽田さん

仙台の観光名所や美味しいお店のご案内もおまかせ!


 
日々、充実感を持って業務に勤しむ羽田さん。
しかし、コロナ禍ならではの大変なこともあるとのこと。

羽田さん
常にマスクを着けているため、声や表情が伝わりにくいとご指摘をいただくことがありました。
それ以来、声の高さや大きさを調整したり、目で表情が伝わるように意識したりして、常にお客様に伝わりやすい接客を心がけています。
また、GoToトラベルや全国旅行支援など、コロナ禍における業界支援施策の対応も多岐に渡ります。
割引施策などが始まる時はお問合せも増えるので、施策についてしっかりと理解する必要があります。
ひとつひとつ内容を把握するのは大変でしたが、先輩や同僚と情報を共有し合いながら身につけていきました。

 

忙しい毎日ですが、羽田さんは「街中の利便性を活かして美味しいものを食べて帰ったり、通勤時間に音楽を聴いたりしてオン・オフのリセットをしています」と笑顔で話します。
残業もほぼないことから、家でゆっくりリフレッシュもできているそうです。

スキルアップのサポートも万全!成長できる職場環境

毎日たくさんのお客様と接し、成長を続ける羽田さん。
わからないことがあった時には、上司や先輩が丁寧にアドバイスをしてくれるので、安心して仕事ができるといいます。

さらに、ホテル プレミアムグリーンプラスでは、スキルアップのための「マイスター制度」という仕組みがあります。

羽田さん
サービス力向上のために求められるスキルや対応力を試験でチェックし、合格すると「マイスター」という称号が与えられる制度があります。
内容は、会社の行動指針など社員としての知識や、システムの活用、お客様対応などです。

 
先日、この試験に羽田さんも挑戦し、無事合格したと嬉しそうに語ります。

羽田さん
マネージャーはじめ、先輩方が試験勉強のサポートをしてくださったおかげで、無事合格することができました。
試験に向けて勉強することでモチベーションも上がりましたし、先輩方が一生懸命サポートしてくださったので、合格の報告をできた時は本当に嬉しかったです。

 

マイスターと書いてある名札

名札に輝く「Meister(マイスター)」の称号は、優秀なホテルスタッフである証。入社3年目で見事に合格

外国の方にも対応できる、プロフェッショナルなフロントに

マイスターの資格も取得し、さらなる活躍が期待される羽田さんに、これからチャレンジしたいことを伺ってみました

羽田さん
英会話の勉強をしたいです。
コロナ禍以降、外国からいらっしゃるお客様はとても減ってしまっています。そのため接客をした経験はまだ少ないですが、きっとこれからは賑わってくると思います。
私は、簡単な英会話でのチェックイン対応はできますが、きちんとコミュニケーションが取れるレベルにはまだ至っていません…。外国からいらっしゃるお客様にも当ホテルでゆったりとくつろいでいただき、仙台の街を楽しんでもらえるように、今から勉強しておきたいと思っています。

 

企業研究を欠かさずにしよう

羽田さんは、小さい頃からの夢を叶えるべく、早くから業界を絞って就職活動をしたといいます。
その経験から、就活生にアドバイスをもらいました。

羽田さん
就活は大変ですし、面接など緊張することも多いと思います。
気負い過ぎず「ここで働きたい」という思いを笑顔で明るく伝えましょう。
入りたい業界や会社が定まっているなら、そこについて学んでおくことも大切です。
私はずっとホテル業界に入りたかったので、ホテルのパンフレットやHPで企業研究をしたり、この業界で必要とされる丁寧な言葉遣いを自分で勉強したりしていました。
面接のときは、きちんと準備をして自信を持って臨むと、企業さんへ思いが伝わりやすいと思います。

 

羽田さん

学生時代には、先生にたくさん相談し、企業研究をしながら就職活動を行ったそう。努力を重ねて、見事に夢を叶えた羽田さん

おわりに

「ホテルフロントの仕事に就く!」という気持ちを幼い頃から持ち続け、見事に夢を叶えた羽田さん。
自身が体験し魅せられたホテルの良質なサービスを、今度は自分で提供したい。その想いは今、この「ホテル プレミアムグリーンプラス」で現実となり、お客様の笑顔に繋がっています。

在りたい姿を目指し、努力する若手社員をサポートする環境が揃っている松月産業株式会社。
仙台のホテル業界で活躍したいと思う方は、ぜひ企業情報ページもご覧ください。

(2023/2/28取材 ライター/撮影:田代智美)
※撮影時は、マスクを外していただきました

羽田 さくらさん 松月産業株式会社
(ホテル プレミアムグリーンプラス)

プロフィール
亘理町の高校を卒業後、2020年入社。現在3年目

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