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未来につながる誇りある仕事

東日本コンクリート株式会社 丹野 愛海(たんの あみ)さん

仙台に本社を置く土木建設企業 東日本コンクリート株式会社。
東北各地で橋梁などを施工しています。例えば、広瀬川に架かる地下鉄東西線の橋も同社の施工。私たちの生活に深く関わる、東北の街づくりの一翼を担う存在です。

今回は、入社4年目の丹野 愛海(たんの あみ)さんにご自身のキャリアや会社の魅力について伺いました。

丹野さん。「地元に貢献したい」という思いで出身地である仙台での就職を希望した。

大学時代の学びを活かせる仕事に 職場の雰囲気も重要な要素

現在、技術課に所属する丹野さん。大学の専攻は農業土木だったそう。

「きっかけは東日本大震災でした。津波によって塩害を受けた土地では農作物が育てられないことを知り、被災地の復興のため、農地の改良を研究することにしました。」

将来は農業土木の知識を活かせる仕事に就きたいと思い、就職活動では土木関係の企業を探すことに。そして、ある合同企業説明会に参加した時に出会ったのが東日本コンクリートでした。

同社は橋や堤防を新たに建設するだけでなく、災害の復旧工事や老朽化した橋の補修も行っています。また、コンクリート以外に金属の橋の建設も請け負っており、被災地の復興や幅広い事業に携われるところに、丹野さんは魅力を感じました。

「職員の方々にも惹かれました。他の会社の説明会にも参加しましたが、特に職員同士の仲が良く、明るい雰囲気が伝わってきたのが東日本コンクリートでした。入社してからもその印象は変わっていません。この仕事を楽しいと感じる理由のひとつでもあります。」

主に営業部や技術部の職員が働く仙台本社。整理整頓が徹底された清潔感のあるオフィス。

学ぶことは多い でも不安を感じることはない

東日本コンクリートでは新入社員を対象に約2ヶ月の研修を用意。現場に配属される前に、必要なスキルや心構えを学ぶことができます。

「まず社会人マナー研修を受けた後、グループ会社の新入社員が一堂に集まる集合研修に参加しました。集合研修では、図面の書き方や寸法の計算方法、設計ソフトウエアであるCADの使用方法を学んだり、実際に建設現場へ足を運んで働いている方のお話を聞いたりします。」

測量は全ての工事計画の基礎となる重要な仕事。未経験でも基礎から学ぶことができる。

研修を終えた丹野さんは、工事課に初の女性技術者として配属されます。体力仕事が多いこともあり、それまで女性が配属されたことがなかったそうです。

「現場で一緒に働く方も、最初は戸惑っている様子でした。しかし、自分から積極的に話しかけることで、打ち解けることができました。貴重な経験をしている実感がありました!」

力のいる作業は男性職員が手伝ってくれたため、困ることは無かったそう。
手伝ってもらう分、自分は知識面で貢献できるようにと、資格取得に力を入れたといいます。

「覚えることはたくさんあります。大変ではありますが、先輩たちが丁寧に教えてくれるので不安はありません。しかも、1つ質問すると10答えてくれるほど親切な方ばかり(笑)。」

また、社内には資格取得手当制度があり、職員のスキルアップを積極的に支援してくれるとのこと。先輩や会社のサポートがあるのはありがたいですね。

分からないところがあると、先輩が丁寧に教えてくれる。

 

建設現場は基本的に分業制。専門技術者が入れ替わり作業を行っていきます。

丹野さんは次の作業がスムーズに開始できるよう、先回りして準備作業をしたり、指示を出したりして現場を統率していたといいます。ほかにも完成物の寸法確認や報告書作りなど、仕事の内容は多岐に渡りました。

中でも緊張感を持って取り組んだのが安全管理。常に危険が伴う作業のため、作業員の安全や健康に注意の目を光らせていたのだとか。

「命に関わる仕事なので、安全に作業できる環境づくりを心がけていました。また、事故が起きると作業が滞り、たくさんの方に迷惑がかかります。なぜこの作業をしているのか、ひとつひとつの作業の意味を考え、行動することが自分の役割だと感じました。」

工事部時代の丹野さん。安全に作業できる環境づくりを常に心がけていた。

 

役割が変わっても、目的は変わらない

現場経験を2年ほど積んだ頃、技術課への異動を打診されます。
建設現場での仕事にやりがいを感じていたため悩みましたが、新しいことにチャレンジする機会と捉えて技術課に移りました。

「役割が変わっても、『安全な橋をつくり、人々の生活を支える』という目的は変わらない。新しい部署で新しいことに挑戦できる、そう考えたらワクワクしました。」

現在の丹野さんの仕事は、計画書通りに図面が引かれているか、図面に不備がないかを確かめる「照査」がメイン。

照査の様子。パソコンと設計書を照らし合わせる作業には正確さと集中力が求められる。

たった1ミリの図面の誤差が、現場での大きなズレにつながることもあるため、ひとつひとつ丁寧に図面を確認していきます。

「設計図ではバラバラに配置されるパーツが、実際の現場ではどのように組み立てられ、どのように使用されるのかを具体的にイメージできるのは現場経験を積んできたからこそ。図面通りにできた物を見ると、安堵感とともに達成感が湧いてきます。」

 

仕事がプライベートの楽しみを広げてくれた

工事課時代は、東北各地の現場に赴任することが多く、各地域のおいしいものを食べるのが楽しみだったそうです。

「食べることが大好きなので、各地域の海鮮丼やラーメン、定食を食べに行くのが楽しみでした。休みの日は食べ歩きをします。」

また、休日にはドライブをして気分転換。最近ハマっているのは、ダムを見学した後にもらえる「ダムカード」を集めること。でも、気になるのはダムだけではないようです。

「ドライブ中に橋を見かけると、どういう構造なのか気になってしまいます。仕事を続けるうちに、今まで何気なく使っていた橋を意識するようになりました。自然と仕事が日常の一部になっていることを実感します。」

仕事でもプライベートでもアクティブ。好奇心がやる気の源だ。

未来を見据えた新しい仕事に、どんどんチャレンジしたい

就活生へのアドバイスをお願いすると、大学時代の学びを仕事に活かしている丹野さんならではのコメントをくださいました。

「まずは学業にしっかりと取り組んでほしいです。その上で、いろんなことに挑戦して、自分のやりたいことを見つけてほしいです。企業選びで迷った時には、業種の幅を広げ、いろんな会社を見てみるといいですよ。」

常に前向きな姿勢が素敵でした。今後の活躍も楽しみです!

丹野さんの今後の目標は「新しいことにどんどんチャレンジしたい!」という熱意あふれるもの。

「工事課から技術課へ異動したことで、知識の量や活動の幅が広がりました。
高度成長期に整備されたコンクリート構造物が50年の時を経て今、補修工事の時期を迎えています。今後は、これまでの『つくる50年』から、次の『なおす50年』に向けて、補修の仕事にも携わっていけたらいいな、と思っています。」

先輩に支えられながら、コツコツと努力を続ける丹野さん。
チャレンジ精神が旺盛で、常に前向きな姿勢が、周りからの信頼につながっているように感じられました。

(2021/6/16日取材 ライター/撮影:笠松 宏子)

丹野 愛海さん 東日本コンクリート株式会社

プロフィール
宮城県仙台市出身。地元に貢献したい、と仙台での就職を希望。大学では塩害被害を受けた土地の改良に取り組んだ。工事課では、会社で初めての女性技術者として活躍。常に前向きにチャレンジする姿勢と、可愛らしい笑顔が素敵な努力家です。

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