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インタビュー

企業の先輩

世界中の人の暮らしに役立つ。成長産業にやりがい

東杜シーテック株式会社 本名 航大(ほんな こうだい)さん

東杜シーテック株式会社(本社・仙台市)は情報システムの研究・試作から設計開発までソフトウエア全般を扱う会社。

2002年に創業、AIと画像処理技術を掛け合わせた製品開発や車載用組込みシステム・モデルベース開発、衛星を地上から管制するシステムなど、風通しのいい社風と高い技術力を生かし、地域の課題解決に向けた独自の製品開発も行っています。

お話を伺ったのは、2020年に新卒で入社した本名航大さん。2019年に同社の新たな拠点として開設した『泉.Office』で半導体製造装置の開発に携わっています。

本名さん。入社2年目。1人暮らしの自宅で晩御飯に「好きな肉料理をたくさん作って、たくさん食べるのがストレス解消法」

風通しの良い社風とインパクト抜群の本社

大学時代は工学部電子工学科で学んだ本名さん。電気・電子系学科ではソフトウエア開発を学ぶ機会はなかったのですが、研究室でプログラミングに触れたことでソフトウェア開発に興味を持ちはじめました。

周りの友人がハードウエア関連企業を目指す中、「ソフトウエア開発」「地元・仙台で働きたい」という、ご本人いわく「大雑把な」枠組みだけ決めて就活をスタートしたところ、合同企業説明会で東杜シーテックに出会いました。

「IT系企業はビルの一室で仕事をするイメージがあったのですが、当社は本社社屋があったんです。しかも専門学校の校舎を改装した一風変わった社内で、黒板のほか、職員室や応接室といった表札もそのまま残したユニークさでインパクトがありました。年齢層が若く風通しも良さそうでした」と印象を話します。

さらに、拠点のひとつ『Fish & Robo Base』(仙台市宮城野区)にも注目。東杜シーテックは東北大学との産学連携で、AIと超音波画像技術を掛け合わせ、外見からは難しい魚の雌雄を判別する「SmartEcho」という製品を開発しています。熟練のノウハウを詰め込み、震災の影響を受けた漁業の人手不足を解消するもので、『Fish & Robo Base』はその製品開発のための事業所。

本名さんは「宮城・仙台の企業として独自性がある取り組み」に興味をひかれたそうです。

現在、半導体製造装置の開発に従事。成長産業に携わる喜び

経験がなかったソフトウエア開発の基本は、入社後の研修で習得した

入社後、研修を経て『泉.Office』のテクニカルセクション.2に配属。この事業所は半導体製造装置の開発を手掛けています。

「上司によるOJTを受けながら、半導体製造装置の中のエッチング装置の開発を担当しています。大学で学んだ電気系の知識を生かせる部分もありますし、新しく学んだことを次に生かせるところや、知識が身になっていると実感できたときもうれしいですね」

OJTで上司から学ぶ実践的なノウハウ。「新しい知識と経験が増えるのがうれしい」と本名さん。日々成長につながっているのを実感している

一般に目にする機会は少ないものの、身近なパソコンやスマホはもちろん、あらゆる電子機器に欠かせない存在である半導体。コロナ禍で厳しい業界もある一方で、IoTやAI、5Gの普及で半導体の需要は高まっています。今後益々成長する産業として、東杜シーテックも事業拡大や人員を増強しています。

「自分が関わっているのは小さな一部分とはいえ、世界中のたくさんの人の役に立っていると思うとやりがいを感じます」と本名さん。

今後の目標を聞くと、「できるだけ早く1人でこなせる仕事の割合を増やしていきたいです。将来的には人に教える立場になりたいです。スキルアップのために秋に実施される『基本情報技術者』の資格取得を目指しています」と意欲的。
情報系の資格取得に際して、合格報奨金や受験料半額支給などの支援制度が社内にあるのも励みになります。

第一に技術力。次に必要なのは対人スキル

会議室では卓球台をテーブル代わりに。ユニークな社長の遊び心が伝わる

社内を見渡すと、会議室のテーブルが卓球台だったり(もちろん卓球もできます)、休憩スペースにコーヒーサーバーやワインセラーがあったり。リフレッシュや気軽な交流を大事にしている様子が伺えます。

仕事中は適度な緊張感がありながらも、上司や先輩とも気軽に話せる雰囲気があるそう。

「この仕事は技術力の次に対人スキルが必要だと思っています。うちでは、別のチームやセクションの人ともコミュニケーションを取りやすいよう、月1回、社内で飲み会があるんです。任意参加ですがそうした場で気軽に話し、互いに人となりを知ると、ちょっとした相談もしやすくなり仕事がスムーズに進むと思います」

東杜シーテックの技術力を生かす柔軟でクリエイティブな発想や、新しい視点のチャレンジを後押しする雰囲気は、こんなコミュニケーションから生まれているのかもしれません。

泉.Officeの様子。コロナ禍ではテレワークを導入し、出社人数を半数に抑えている

同期入社は13人。みんな仲が良く、休みの計画を立てることも多いとか。

「みんなで夏にBBQに行こうと話が盛り上がっている」というのが、今年4月に気仙沼市大島に誕生した『大島.Base』。古民家を改装した東杜シーテックの新たな活動拠点です。

普段は気仙沼漁港関連の業務の場として使われますが、テレワークや休日の宿泊などの福利厚生施設として社員や社員の家族が利用することもできます。

同じテクニカルセクションの同期は5人(取引先企業の常駐も含む)。情報交換や相談も気軽にできる仲間がいるのは強み

小さくてもまず一歩。就活の不安を吹き飛ばそう

「まず1歩動いてみる」。考え過ぎる癖があると自己分析する本名さんのモットーだ

内に情熱を秘め、楽しく仕事に励む本名さん。
最後に就活生にアドバイスをお願いすると、「就活を始めるのに気が乗らない、気が重いと思っている人は多いと思います。実をいうと私も考え過ぎるタイプで、気が重くて動けませんでした」と意外な言葉が。

「でも3年生の3月に志望企業もない中、とにかく行動しようと合同説明会に足を運んでみたら、当社との出会いがあったんです。担当の方から直に説明を聞き、家に帰ってから調べていくうちに、ここで働きたいと強く思うようになりました」

コロナの影響が長引く今と、本名さんの就活時期(2019年)とでは状況は異なりますが、就活に失敗したくない思いから、ネットを眺めるだけで思い詰めて動けなくなってしまうという不安感は共通しているように思えます。

「小さな1歩でいいのでまず踏み出すこと。気持ちが動いて、次に何をするべきか見えてきます。この就活の成功・失敗が人生のすべてを決めるわけじゃない。不安に思ったらそれくらいの気持ちで取り組んで!」と力強くエールを送ってくれました。

 

(2021/5/17日取材 ライター/撮影:関口 幸希子)

本名 航大さん 東杜シーテック株式会社

プロフィール
宮城県仙台市出身。大学では電気電子系を学んだが、ソフトウエア開発に興味を持ち2020年に入社。泉.Officeのテクニカルセクション.2で半導体製造装置の開発を担当している。趣味は料理。

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