産学連携セミナー「第106回寺子屋せんだい」
「ヒューマンエラーはなぜ起こる?~心理学の立場からその本質に迫る~」

寺子屋せんだいは、大学や高専の先生等を講師にお迎えし、最先端の技術や産学連携の事例などを、分かりやすく話題提供いただくセミナーです。
今回は、「ヒューマンエラーはなぜ起こる?」と題しまして、宮城学院女子大学心理行動科学科 教授 大橋 智樹 氏にご講演いただきます。是非お気軽にご参加ください。

○このセミナーはこんな方におすすめです

  • 「ヒューマンエラーの防止対策を行いたいと考えている方」
  • 「なぜヒューマンエラーが起こるのか、その仕組みを知りたい方」
  • 「大学の先生や仙台経済圏の企業技術者等とのネットワークを作りたい方」

主催

公益財団法人仙台市産業振興事業団

日時

平成28年9月28日(水) 18:00~
(1時間程度の講演終了後、先生方を交えた交流会を行います)

会場

AER7階(公財)仙台市産業振興事業団 会議室(仙台市青葉区中央1-3-1)
アクセス

講師

  (講師の大橋 智樹 氏)

講師

宮城学院女子大学心理行動科学科
教授 大橋 智樹 氏


大橋先生のホームページはこちらから
http://www.mgu.ac.jp/~ohashi/staff_ohashi.html

【略歴】

1971年東京都生まれ。博士(文学;東北大学)。臨床心理士。
日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、(株)原子力安全システム研究所入社。発電所現場のヒューマンエラーを低減させるための対策立案に心理学の見地から貢献。また、原子力発電所に代表されるNIMBY施設の社会的受容性の醸成という観点から、安全と安心との差異や因果性についてなどについても研究。東北電力(株)原子力技術高度化会議委員、大川小学校事故検証委員会調査委員、(一社)日本人間工学会理事(東北支部長) 、産業・組織心理学会理事を務めている。著書に「心理学から考えるヒューマンファクターズ」(有斐閣ブックス、共著)など。

セミナー概要

 人間のミス(ヒューマンエラー)が関わる事故は、あらゆる産業にとってやっかいな問題です。ものづくり企業においては、ちょっとしたミスが重大な事故や不良品の大量発生につながり、時には大切な従業員を失うことにもつながりかねません。「ポカヨケ(注1)」のようなハード対策は一定の効果を持ちますが、その導入には高いコストがかかり、二の足を踏む中小企業も多いでしょう。
 今回のセミナーでは、人間が「なぜミスを犯すのか」「なぜミスに気づけないのか」といった観点について心理学の立場から探ります。作業前ミーティングなどにおけるちょっとした声がけなど、ソフト対策へのヒントをお話しします。
(注1)ポカヨケとは、工場の生産ラインに設置し作業ミスを防止できる仕組みや装置を言います。

○様々なヒューマンエラー
 ヒューマンエラーは発生原因によるもの(過失や故意)と、人の行動によるもの(認知、判断、行動)に分類できるとされていますが、実際の事故は複数の要因が重なっていることも多々あります。さらに、少量多品種生産の場合、製品ごとにポカヨケ等のハード対策を行うことは難しく、対応が追いつかなくなりがちです。ヒューマンエラーは誰にでも起こりうることであり、その防止策が求められています。

○研究内容
 大橋先生のご専門は、安全人間工学(ひと、機械、社会の仕組みを整えることで、安全な現場を整えようとする研究)や産業心理学(心理学の知見を産業現場の諸問題に応用する研究)です。研究室では、「アーケードやショッピングセンターの利用行動」や「看板が人に与える影響」など、世の中で起こっていることを心理学の視点から調べています。
 また、先生の所属する心理行動科学科では、机の上だけでは学べない、人の心理と行動を科学的に解釈する心理学を学んでいます。



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参加費

1,000円(交流会費込み、当日お支払いいただきます)

定員

40名(先着順)

申込方法

※終了しました。

お問合せ

公益財団法人仙台市産業振興事業団
産業創造部 新事業推進課 担当:吉田・浅野
TEL : 022-724-1212 FAX : 022-715-8205
E-mail: shinjigyo@siip.city.sendai.jp