産学連携セミナー「第103回寺子屋せんだい」
『逆転的発想が生んだキャビテーションの有効利用~機械部品の表面改質・洗浄から水処理まで~』

寺子屋せんだいは、大学や高専の先生等を講師にお迎えし、最先端の技術や産学連携の事例などを、分かりやすく話題提供いただくセミナーです。
今回は、「逆転的発想が生んだキャビテーションの有効利用」と題しまして、東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻 教授 祖山 均 氏にご講演いただきます。是非お気軽にご参加ください。

このセミナーはこんな方におすすめです

  • キャビテーションの活用やどのような事が出来るのか知りたい方
  • キャビテーション発生装置の製造や共同研究に興味がある方
  • 大学の先生や仙台経済圏の企業技術者等とのネットワークを作りたい方

主催

公益財団法人仙台市産業振興事業団

日時

平成28年6月16日(木)18:00~
(1時間程度の講演終了後、先生方を交えた交流会を行います)

会場

AER7階(公財)仙台市産業振興事業団 会議室(仙台市青葉区中央1-3-1)
アクセス

講師

(講師の 祖山 均 氏)

講師

東北大学大学院工学研究科ファインメカニクス専攻
教授 祖山 均 氏


祖山先生のホームページはこちらから
http://www.mm.mech.tohoku.ac.jp/index.html

【略歴】
1963年11月 長野県長野市生まれ        
1991年3月 東北大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程修了
1991年4月 東北大学 流体科学研究所 助手
(1994年10月~1996年9月 英国ノッティンガム大学工学部研究員)
1995年10月 東北大学 工学部 助教授
2003年4月~ 東北大学 大学院工学研究科 教授

セミナー概要

キャビテーションは、スクリューが高速回転する際に発生する泡で知られており、一般的にポンプなどの流体機械に損傷をもたらす害悪ですが、祖山先生の研究室では逆転発想的研究により、歯車などの金属製機械部品の強度を向上する表面改質や洗浄に有効利用できる事を実証しました。
 また、植物工場や養殖の水処理、バイオマスの前処理などでの活用も考えられ、流れ場を用いて発生させた流動キャビテーションを最適すれば、洗浄などに用いられている超音波キャビテーションよりも数十倍強力な処理が可能です。発生装置も用途によっては安価に製造することが出来ます。
 本セミナーでは、キャビテーションを中心とした研究内容の紹介と産業における応用展開例についてお話いただきます。
 

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○キャビテーションとは?
キャビテーションは、高速流体や液体中での物体高速運動時に 小さな気泡が多数生じる、沸騰現象の一種です。 高圧状態になるとキャビテーションは消滅・崩壊し、強力な衝撃波が 局所的に発生します。ポンプやブロペラ運転時には、騒音・振動、壊食、 性能低下が問題となっています。(右図参照)
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気中キャビテーションジェットの様子



○研究開発
一般的なキャビテーションジェットは水を満たした水槽内でしか 使えませんが、祖山先生の研究室ではウォータージェットよりも強力な 気中キャビテーションジェットの実現に成功し、製鉄プラント等で実用化 されています。また、流動キャビテーションによる水処理では、養殖などに有害な 動物プランクトンの殺滅に有効であること等が確認されています。

チラシはこちら

過去の開催内容はこちら

参加費

1,000円(交流会費込み、当日お支払いいただきます)

定員

40名(先着順)

申込方法

 終了いたしました。

お問合せ

公益財団法人仙台市産業振興事業団
産業創造部 新事業推進課 担当:吉田・浅野
TEL : 022-724-1212 FAX : 022-715-8205
E-mail: shinjigyo@siip.city.sendai.jp