2018年2月9日更新

食べてよし、塗ってよし、嗅いでよし。そう、今、世の中は空前のオイルブーム。 でもちょっと待って。だからといって、闇雲にオイルを食べたり塗ったりすればいいってものでもありません。

そこで今回は、「生活に取り入れるべきオイル」について、浜出理加さんに教えてもらいました! 浜出さんは日本オイル美容協会認定オイルソムリエ&アロマブレンドデザイナーであり、女性のためのライフデザインカンパニー「greedy」で代表をされています。

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株式会社 greedy(グリーディー)浜出 理加さん


|「食べるオイル」で太るは、もはや非常識!?

ひと昔前までは、「太る」として美容の大敵とされてきたオイル。
しかしながら最近では、オイルの美容効果がクローズアップされ、積極的に食生活に取り入れている人も多いようです。

「オイルにもいろいろな種類がありますが、控えた方がいいと考えられているのがサラダ油、キャノーラ油、グレープシードオイルなどです。私たち現代人は、こうしたオメガ6の油を摂りすぎている傾向にあるんですが、アトピーなどアレルギー反応の原因にもなり得るので注意が必要です」。

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「食べるオイル」にもこんなにたくさんの種類があったんですね!


|オメガ3オイルを上手に取り入れよう

「毎日スプーン1杯ほどの摂取が理想。ただこれらのオイルは、熱に弱く酸化しやすいのが難点。小さなボトルのものを1~2か月で使い切ってください。」

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<オメガ3>
血液サラサラ&脳の活性化効果のある必須脂肪酸。
(えごま油、アマニ油、カメリナオイル など)

<オメガ6>
リノール酸を多く含む必須脂肪酸だが、現代人は摂りすぎの傾向にあるため注意が必要。
(パンプキンシードオイル、ゴマ油、コーン油など)

<オメガ7>
血糖値の上昇を抑える効果が期待できる。
(マカダミアナッツオイル など)
 ※分類ではオメガ9系だがオメガ7を高含有

<オメガ9>
オレイン酸を多く含み、腸のぜん動運動を助けてくれると考えられている。
(オリーブオイル、アルガンオイル など)


|「オイル」別のおすすめ料理

えごま油やアマニ油は、ゆでたほうれん草と和えたり、キムチにかけてもおいしいですよ。 さらには、絹ごし豆腐とオイル、酢、塩胡椒でドレッシングをつくれば、パーティーシーンにもぴったりなお豆腐ディップのできあがりです。

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香ばしいマカダミアナッツオイルは、ヨーグルトにかけるのがおすすめ。パンプキンシードオイルは濃厚な味と色なので、アイスクリームにかけて召し上がれ。

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「ちょっと前にココナッツオイルが流行りましたよね。 それは『飽和脂肪酸』というもので、グループが異なるオイルなんです。 でも、オメガ6のオイルに置き換えて上手く取り入れれば、摂りすぎを防ぐことができますよね。

甘い味と香りなので、『スイーツに加えるだけ』と思っている方も多いのでは? ぺペロンチーノをつくるときのオイルに使えば、ちょっと変わった風味のパスタができるんですよ。 ココナッツオイルとはちみつ、カカオパウダーで、罪悪感なく食べられるカロリー抑えめチョコレートもつくれます。
そんな風にいろいろなお料理に取り入れて、楽しんでくださいね。」


│「香るオイル」で、気分もリッチな生活を

今や一般的になったアロマオイルを生活の中に上手に取り入れるアイディアも、浜出さんに伺いましたよ。
「香りは、感情をつかさどる海馬や扁桃体を刺激するので、どんな香りを嗅ぐかによってリラックスできたり、やる気がみなぎったりと気分も変わるもの。簡単にできるアロマディフューザーがおすすめですよ。」

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ひとくちにアロマオイルといっても、その効果はさまざま

「リラックスしたいなら、副交感神経を優位にするラベンダーの香りがおすすめです。シャキッとしたい人はペパーミントやローズマリー、花粉症の季節にはユーカリが効果的。とは言え、自分が心地よいと思う香りを選ぶのが1番だと考えています。リビングや寝室、玄関など、置く場所によって香りを変えてみるのもいいですよ。」


│身近なものでアロマディフューザーづくり

今回は、浜出さんに教えていただきながら、100%ナチュラルなアロマオイルを使用してディフューザーをつくります。 今回選んだのは、「ラベンダー」と「オレンジ」と「ペパーミント」。オレンジのリモネンという成分は、代謝を上げて体を温める効果もあるのだとか。

アロマ用意するもの 【用意するもの】
・無水エタノール25ml
・精油 60滴(3ml)
・100円ショップで買えるガラスの容器
・竹串 4本

無水エタノールを25mlと精油を60滴を垂らしてよく混ぜます。
ガラスの容器に移して、竹串を刺したらできあがり!1~2か月ほど香りが持続します。

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「難しいことは考えないで、香りを楽しんでほしいです。香りが薄くなってきたら、竹串を逆さに刺し直すと復活しますよ。」

スッキリしているのに、どこかホッとするような香りは、リビングにもオフィスのデスクにもぴったり。 自分のお気に入りの香りをセットして、「いつもの暮らし」をちょっと素敵に演出しませんか。


「greedy」さんでは、定期的に「食べるオイル」「香るオイル」について講座を行っています。 美容や健康のために、オイルについて学んでみてはいかがですか? 講座の申し込みについては、「greedy」さんのホームページからお申し込みください。

株式会社グリーディー 浜出 理加

17年間女性下着メーカー「ピーチ・ジョン」にて商品企画をはじめ、マーケティングを担当。2017年独立後、ホテルメトロポリタン仙台イーストの香りデザインをプロデュース。 他にも三陸石鹸工房KURIYAのブランドアドバイザーとして商品開発をはじめ多数実績あり。 自身も手作り石けんやアロマデザイン、オイル美容のワークショップを開催している。
URL:https://www.greedyweb.com/

浜出さんプロフィール

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